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〈用途廃止展示機 #5813 040912.岩国〉 |
乗員 | 12人 |
全長 | 33.46m |
全幅 | 33.15m |
全高 | 10.0m |
全備重量 | 32,600kg |
最大速度 | 546km/h |
航続距離 | 4,741km |
エンジン | GE T64-10×4基 出力:2,850hp×4 |
武装 | 127mmロケット弾×6、対潜魚雷×4 |
備考 | 対潜哨戒を任務とする、国産の飛行艇。 第二次大戦前、日本の飛行艇・水上機製造技術と運用数は世界一の水準にあった。戦後、世界的に飛行艇の需要は激減するが、日本は過去の実績から再び飛行艇の開発が可能であると判断、ヘリコプターでしかできないディッピング・ソナー(吊り下げ式対潜ソナー)による対潜哨戒を飛行艇から運用する事でより広範囲の捜索を可能にしようとした。新明和工業によって開発されたPS-1はその当時の主力哨戒機であるP-2Jの対潜哨戒技術を上回るとされ、23機が製造されたが、P-3Cの導入やコンピュータの発達によりソノブイデータの解析が早まり、次第に時代遅れとなって1988年度に全機がリタイアした。しかし同機で培われた技術は救難飛行艇US-1Aに引き継がれ、さらにUS-2へと続く系譜を作り上げている。 |
左側面 (040912.岩国) |
エンジンナセル/プロペラ (040912.岩国) |
魚雷ポッド (040912.岩国) |
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