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〈第13旅団/第46普通科連隊/本部管理中隊(海田市駐屯地)#06-0599 051113.三軒屋〉 |
愛称 | 疾風(はやて) |
略称 | HMV |
全長 | 4,910mm |
全幅 | 2,150mm |
全高 | 2,350mm |
車両重量 | 2,550kg |
最高速度 | 105km/h |
製作 | トヨタ自動車(開発)、日野自動車(製造) |
備考 | 普通科部隊の機動性向上のために開発された車両で、1個班(10名)の移動、資器材の運搬等に使用される汎用車輌である。 高い最低地上高およびタイヤ空気圧調整装置により優れた路外機動性を有しており、ランフラットタイヤの採用により被弾時の走行性能が向上している。4WSの採用により大柄な車体の割に小回りが効くようになっており、このため高機動車の牽引する1tトレーラは4WS対応の専用トレーラとなっている。エンジンは水冷4サイクルディーゼル機関で、150PS/3,400rpm。車体は装甲化されていないソフトスキンであるが、イラクに派遣された車輌は防弾フロントガラスや防弾板を増設し、ワイヤーカッターを追加装備した。この仕様の車輌は中央即応連隊や国際活動教育隊にも継続配備されている。(下記サムネイル参照) 公募により決定した「疾風(はやて)」という愛称があるが、隊員は「高機(こうき)」と呼ぶのが通常のようだ。 派生型として重迫撃砲の牽引車の他、近SAM、多目的誘導弾、通信装置、発煙機、航空電源等、様々な装備のプラットフォームとなっている。 トヨタの「メガクルーザー」はこの高機動車をベースにしている(メガクル-ザーはすでに生産中止になっている)。 |