続いて11:45からは災害派遣活動展示です。まず最初に災害派遣用の車輌紹介、続いて人命救助システムなどを使った救助訓練展示が行なわれました。救助の展示は陸自でも見た事がありますが、空自では救助犬(警備犬?)を使っていたのが特徴的でした。そういえば阪神淡路大震災のとき、スイスとフランスが救助犬を擁するレスキューチームを派遣してくれた事がありましたが(当時の村山内閣と政府が検疫の関係で救助犬の入国を延ばし延ばしにしたとかいう話ですね。バカですね)、犬の嗅覚というのは災害時の捜索には非常に有効なのですね。


移動体衛星通信搭載車両として紹介された、地上移動局衛星通信装置 J/VRC-601


災害派遣時の隊員の宿泊用車両として紹介された自活車。


炊事車。被災地での炊事に利用。昨年の新潟中越地震でも活動。


被災地における人員輸送に使用する大型人員輸送車3号。


野外トイレ車両、野外支援車。


被災地における指揮所として使用する拡大シェルター搭載車両。


75kw発動発電機搭載車両。


被災地における消火活動に使用する普通消防車。


消防用給水車。普通消防車に水を供給する。


被災地での通信回線を確保するための有線整備車。


21/2tトラック。人命救助システムを積載。


救急車。救急救命士および看護士の資格を持つ隊員の早期の移送、
および負傷者を医療機関へ搬送するために使用。


倒壊家屋のセットを運ぶフォークリフト。


人命救助システムを使った救助の展示。航空自衛隊災害派遣隊が被災地に到着。


被災現場に到着し指揮官による状況説明。


ガス検知器でガス漏れの確認。


救助犬が登場。


「航空自衛隊です!救助にまいりました!大丈夫ですか!?」建物内に取り残された被災者の声、音の反応を確認。この声かけは生存者の確認および生存者への勇気づけの意味合いがある。


破壊構造物探索機で建物内部の様子を確認。カメラの付いた光ファイバーケーブルで内部を探る。


エンジンカッターで建物の壁を切断。

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