ダン・ブキャナン氏によるパワーハングライダーの展示。凧の要領で地上から車で引っ張って飛び、ある程度の高度で切り離して自由滑空するというものだそうです。なかなか気持ち良さそうです。


ブキャナン氏は以前遭ったバイク事故で両足が不自由になったそうです。「僕は歩けないから、空を飛ぶんだ」と語ったとアナウンスされていましたが、すごく前向きでアグレッシブですね。素晴らしい。
その後も米海軍VFA-97のF/A-18Cや米空軍35FWのF-16CJによるデモフライト、ダン・ブキャナン氏のパワーハングライダー、チーム・ディープブルースによる華麗なエアロバティックショーなど、結構充実しておりました。ここ数年、岩国の目玉となっていた米海軍のスーパーホーネットは、空母が出港中という事で不参加でした。ちょっと残念。加えてブルーインパルスも不参加ではありましたが、それなりに見応えのある内容だったと思います。


F-16デモチームのグランドクルーが航空ショー本部席でナレーション。


離陸するF-16CJ。


今回デモを担当したのは、三沢基地の米空軍/大平洋空軍/第35戦闘航空団/第14戦闘飛行隊“Samurais”のF-16CJ、#90-0820。


“TEAM DEEPBLUES”のエアロバティックにあたり、航空ショー本部席でナレーションする「Jun」さん。

“TEAM DEEPBLUES”室屋 義秀氏のEXTRA300Sによるソロ演技。


毎年恒例となった“Eチーム”によるスカイダイビング。巨大な星条旗をたなびかせながらアメリカ国歌とともに降下。


続いて日本国旗が「君が代」とともに降下。


離陸する“TEAM DEEPBLUES”ロバート・フライ氏のYAK50。この機体は5月3日に行われたギガモール小田億での展示が日本初披露?だったとか。


続いて降下してきた“POW★MIA”のフラッグ。“POW”は戦争捕虜、“MIA”は戦闘中行方不明者の事で、下の旗が捲れている部分には“YOU ARE NOT FORGOTTEN”(あなたを忘れない)と書かれています。 POW問題は主にベトナム戦争での事だったと思いますが、未帰還の彼等に対するメッセージ・フラッグですね。

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