普通科部隊の入場。


戦闘服装に赤いスカーフという、駐屯地祭でよく見かけるスタイルです。


続いて入場した普通科部隊はゴーグルに防弾チョッキ、エルボーパッド、ニーパッドを装着。9mm拳銃を収めたレッグホルスターに注目。


二列目の隊員は対人狙撃銃を携行。


入場する空挺部隊。


入場する海上自衛隊部隊。


入場する高等看護学院学生隊。その後方には女性自衛官部隊。


私の席から見て右方向。


続いて正面方向。


さらに左方向。入場はまだ続いています。4000人の観閲部隊というのは実に圧巻ですね。


入場する陸海空合同音楽隊。



10:30、いよいよ平成19年度自衛隊記念日 観閲式が開始されました。観閲官以下の面々は以下の通り。
●観閲官:福田康夫 内閣総理大臣
●主催者:石破茂 防衛大臣
●実施責任者:陸上幕僚長 折木良一陸将
●執行者:東部方面総監 泉一成陸将
●観閲部隊指揮官:第1師団長 武田正徳陸将
●観閲飛行部隊指揮官:第1ヘリコプター団長 福盛裕一陸将補

観閲部隊は以下の通り。徒歩部隊は観閲台向かって左から
●陸海空合同音楽隊
●防衛大学校学生隊
●防衛医科大学校学生隊
●少年工科学校生徒隊
●普通科部隊
●普通科部隊(対特殊部隊・武装工作員対応装備)
●空挺部隊
●海上自衛隊部隊
●航空自衛隊部隊
●中央病院高等看護学院学生隊
●陸上女性自衛官部隊
●海上女性自衛官部隊
●航空女性自衛官部隊

配置としては普通科部隊と空挺部隊がちょうど観閲台の前に位置するような感じです。
さらにそれら人員部隊の西側に並ぶ車両部隊は以下の通り。
●国際活動教育部隊
●特殊武器防護部隊
●施設科部隊
●化学科部隊
●衛生科部隊
●需品科部隊
●偵察部隊
●普通科車両部隊
●高射特科部隊
●空自ペトリオット部隊
●野戦特科部隊
●予備自衛官部隊
●戦車部隊

以上の、人員4148名、車両226両、さらに航空機66機が観閲を受けました。また普通科車両部隊には第31普通科連隊の即応予備自衛官165名も参加していました。

また、式次第は下記要領で執り行われました。
●観閲官臨場
●儀杖隊栄誉礼
●開式
●栄誉礼
●国旗掲揚
●巡閲
●観閲官訓示
●観閲行進
●観閲飛行
●国旗降下
●儀杖隊栄誉礼
●観閲官退場


観閲部隊指揮官、第1師団長・武田正徳陸将が入場。


幕僚と敬礼を交わす武田陸将。


観閲部隊指揮官に対し栄誉礼。音楽隊による冠符は3回でした。


部隊用国旗入場。海自、空自の隊員も89式小銃を担っています。


観閲式執行者、東部方面総監・泉一成陸将が入場。なにやら手に元帥杖のようなものをお持ちです。自衛隊にもこんなのがあるんですねぇ。


観閲式執行者に対し栄誉礼。こちらも冠符は3回でした。


第1師団ラッパ隊が演奏しながら入場。


ラッパ隊のあとから第302保安中隊の特別儀杖隊が入場。第302保安中隊は迎賓館などでの国賓の特別儀杖等に活躍しています。


特別儀杖隊入場の後、報道陣が一斉に観閲台に詰め寄る様子。自衛官が先導していますが、みんな少しでも良い場所を取ろうと押せや押せやで大変な状況です。


いよいよ観閲官である福田総理の臨場。警務隊の小型トラックに先導され、黒塗りの高級車で防衛省の高官やSP達とともに会場入りしました。


乗用車から降り立つ福田総理。観閲官らしくモーニング姿です。


観閲官に対し栄誉礼。福田総理が特別儀杖隊の栄誉礼を受けられました。傍らには石破防衛大臣の姿も見えます。ラッパ隊による観閲の符、冠符は最高の4回を数えました。


執行者、泉陸将の敬礼を受ける福田総理。

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