機雷処分具 S-7 1形


〈掃海艇「くめじま」搭載のS-7  020518.阪神〉

諸元・性能
備考 中深度の円筒型機雷処分具で、航走体先端に超音波水中映像装置やマジックハンド式のマニピュレーターを持つ。全長は3.8m、重量は約500kg。艇の探知機が深い海底に機雷らしきものを発見した際、確認と処分のために使用される。超音波映像装置やテレビカメラによって目標に近づき、艇のモニターで目標の形状や種類の確認を行い、係維機雷であればカッターでワイヤーを切断、沈底機雷であれば爆雷を投下して時限式のほか音響指令で爆発させ機雷を処分する。
掃海艇「うわじま」型に搭載されているほか、深深度用としてS-7・2型を掃海艦「やえやま」級に搭載している。後継の処分具としてS-10が開発されている。三菱重工製。



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右後ろ
〈020518.阪神〉
左後ろ
〈040529.高松〉