遠隔操縦観測システム


〈富士教導団/特科教導隊/第303観測中隊(富士)・無人機  090830.総火演〉

諸元・性能
構成 無人機・統制装置・追随装置・簡易追随装置・発射装置・機体点検装置・機体運搬装置・作業車
通信手段 無線/有線
開発 防衛省技術研究本部
製作 富士重工
備考 特科隊の観測中隊などが装備する、複合光学監視機器を搭載した無人ヘリコプターを用いる観測システムで、無人機および地上装置からなる。1988年から技術研究本部と富士重工による共同開発が開始され、2001年から調達が始まった。略称はFFOS(Flying-Forward-Observertion-System)。
無人機は全長3.8m、全幅1.2m、全備重量275kgのラジコンヘリコプターで、プログラム制御により自立飛行させる事ができ、行動半径は50km以上、航続時間は3時間以上に及ぶ。OH-1OH-6が飛行できないような危険な地域、あるいは目標となる敵地の近くまで進出して情報をリアルタイムで伝送することで、特科火砲のより正確な射撃誘導を行なう事ができる。無人機を支援する地上装置は大部分が車載化されている。


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無人機・右側面
(090830.総火演)
無人機・赤外線カメラ
(090830.総火演)
無人機・機体制御信号受信アンテナ
(090830.総火演)
無人機航法灯
(090830.総火演)
作業車
(090830.総火演)
追随装置
(090830.総火演)
追随装置展開作業
(090830.総火演)
追随装置
(090830.総火演)
追随装置
(090830.総火演)
追随装置空中線
(090830.総火演)