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〈航空学校/教育支援飛行隊(明野駐屯地)#32613 031026.海田市〉 |
愛称 | ニンジャ |
全長 | 13.40m |
全幅 | 11.60m(胴1.0m) |
全高 | 3.80m |
ローター直径 | 11.60m |
最大全備重量 | 約4,000kg |
乗員 | 2人 |
エンジン | TSI-M10 884SHP×2 |
最大速度 | 約278km/h |
巡航速度 | 約222km/h |
航続距離 | 約540km |
実用上昇限度 | 約4,880m |
製作 | 川崎重工、三菱重工(エンジン) |
備考 | OH-6Dの後継機種として1992年から開発が始まった国産の観測ヘリコプター。AH-1Sなどと同じように乗員席が前後に配置されたタンデム式になっており、前面からのレーダー反射面積を小さくしている。また座席は装甲化され、防弾ガラス、二重の油圧・操縦系統などで生存性向上がはかられている。メインローターは独自のヒンジレスハブローターシステムを採用したほか、テールローターは尾翼に内蔵し、ブレードは騒音を抑えるため不等間隔配列とするなど、意欲的な取り組みがなされている。後部座席の後方上に赤外線センサー、可視カラーTV、レーザー測距装置を一体化した策敵サイトを搭載し、敵地上部隊の状況を昼夜を問わず探知できる。自動操縦でホバリングする機能を備え、空中でロールできる機動性の高さを誇る。 固有の武装は持たないが、スタブウイングに91式携帯地対空誘導弾を2基納めたケースを装備することが可能である。 当初はOH-6Dの更新を目的としていたが、価格が高価なことから量産機を含む38機で生産を終了。また、2015年に起きた事故とエンジンの不具合が露呈したことで、2019年まで飛行停止措置が取られていた。 |