88式 鉄帽


〈第3師団/第3特科隊(姫路駐屯地) 081109.姫路〉

諸元・性能
備考 66式鉄帽に代わって採用されたヘルメットで、戦闘装着セットの構成品。独自に研究されたものだが、形状は米軍のフリッツヘルメットによく似ている。対弾性、防護範囲、操用性に優れ、軽量かつ対衝撃性を確保している。特大・大・中・小(重量1.3〜1.0kg)の4サイズがある。
「鉄帽」の名称が引き継がれているが、66式と異なり素材は鉄ではなく、ケブラー繊維のような対弾繊維の複合素材が用いられている。また66式鉄帽のように中帽と外帽のセットにはなっていないため、軽量とはいえ作業等で1日被ったままだと「首が痛くなる(隊員談)」そうである。そのため鉄帽を着用するほどの必要性がない軽作業時には、66式の中帽もしくは新規に開発された中帽2型を用いるという。鉄帽に被せる迷彩覆いは、草木等を挟むベルトが付いている。


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内側
〈081109.姫路〉
覆い無し(空自用)
〈090531.防府北〉