60式 106mm無反動砲


〈第2混成団/第15普通科連隊/第1中隊(善通寺駐屯地) 050522.松山〉

諸元・性能
口径 106mm
砲身長 3,333mm
砲身重量 115kg
総重量 215kg
最大射程 7,700m
有効射程 1,100m
搭載車輌 小型トラック
スポットライフル 口径:12.7mm  全長:1,144mm
製作 日本製鋼所、豊和工業(スポットライフル)
備考 主として普通科部隊、対戦車部隊に装備された近距離対戦車火器で、米軍のM40 160mm無反動砲をコピーしたものである。無反動砲は発射ガスを後方に放出する事で反動を逃がす方式の砲であるが、それゆえ一度発射すると盛大な後方爆風で自分の位置が敵に丸判りになってしまうという短所もある。そこで、106mm無反動砲では砲身の上に標定用のスポットライフルを取り付け、まずこれで曳光標示弾を目標に対して射撃し、その命中確認と同時に砲を発射する方式を採っている。
陸上自衛隊の対戦車火器としてはもっとも多数が装備されたが、現在は対戦車誘導弾の配備が進んだため、ほぼ退役済みと思われる。このほか装甲車型の60式自走106mm無反動砲があるが、小型トラック搭載型は砲を三脚架に載せたまま車載射撃および地上射撃ができるのが特徴となっている。また、これを搭載している小型トラックは砲搭載のため、ウインドーやボディが改良されおり、「砲車」と呼称されている。


サムネイルをクリックすると大きい写真が見れます。(新規ウインドウで開きます)

小型トラック搭載・
右前
(041121.善通寺)
小型トラック搭載・
右側面
(041121.善通寺)
照準器
(050522.松山)
スポットライフル
(050522.松山)