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〈第2混成団本部中隊/化学防護小隊(善通寺駐屯地)#81-9017 020929.善通寺〉 |
全長 | 約6.1m |
全幅 | 約2.5m |
全高 | 約2.4m |
最大全備重量 | 約14.1t |
乗員 | 4人 |
最高速度 | 95km/h |
武装 | 12.7mm重機関銃×1 |
製作 | 小松製作所 |
備考 | 核爆発および原子力事故によるフォールアウト(汚染された塵が降下した状態)、または有毒なガスなどにより汚染された地域を自由に行動できる装輪装甲車。生物兵器には対応していない。 車内には空気清浄機が取り付けられ、ガスマスクを装面することなく放射線測定器、ガス検知器などを用い車外の汚染状況を迅速かつ正確に把握できる。車体後部にマニピュレーター(陸自表記では「マニプレータ」)が取り付けられており、これを使って汚染した試料を掴んで採取箱へ運ぶ事ができる。また、乗員を外気に晒さないため、自衛用に搭載した12.7mm重機関銃は車内から操作する事が可能になっている。車体は82式指揮通信車がベースになっており、前面に中性子遮断板を装備することができる。(下記サムネイル参照) 1999年度以降取得の車輌は「化学防護車(B)」と呼ばれ、風向センサーが起倒式になっている。また、最近になって緊急車輌として認定されたため、赤色灯を搭載するようになった。 |