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〈第8航空団/第6飛行隊(築城基地)#43-8526 041128.築城〉 |
乗員 | A型:1人 B型:2人 |
全長 | 15.5m |
全幅 | 11.1m |
全高 | 5.0m |
空虚重量 | 約10t |
最大離陸重量 | 約22t |
エンジン | 1基 名称:F100-GE-129 推力:13.4t(地上静止時) 形式:ターボファン・エンジン |
最大速度 | マッハ約2.0 |
戦闘行動半径 | 約815km(約440nm ※nmノーチカルマイル=海里、1nmは1,852m) |
実用上昇限度 | 約15,240m(約50,000ft) |
武装 | 20mm機関砲×1、空対空レーダーミサイル、空対空赤外線ミサイル、空対艦ミサイル |
製作 | 機体:三菱重工/ロッキード・マーチン社、川崎重工、富士重工 エンジン:ゼネラル・エレクトリック社 |
備考 | F-1支援戦闘機の後継機種として配備された戦闘機。米空軍のF-16戦闘機をベースに、日米共同で開発された。外観はF-16に酷似しており、アメリカでは「フェイクファルコン」などと呼ばれているようだが、主翼および尾翼の面積拡大、キャノピーの形状の変更など、細部では異なる点が多く、機体もひとまわり大きい。その他主翼には日本独自の新複合材と先進構造技術を適用、離陸性向上のためエンジンを推力向上型に換装、ステルス性向上のため電波吸収材を適用、火器管制能力向上のため最新レーダーなど先進搭載電子機器を採用、となかなかの意欲作となっている。航空自衛隊機としては初めて操縦桿にF-16同様のフライバイワイヤ式のサイドスティックを採用しているのも特徴的である。また対艦誘導弾を4発搭載でき、四方を海に囲まれた日本の防衛に特化した性能を持つほか、各種爆弾・空対空誘導弾の搭載も可能で、対地攻撃、要撃任務なども行えるマルチロール機として優れている。 現在F-2部隊としては百里基地の第7航空団に第3飛行隊、築城基地の第8航空団に第6飛行隊と第8飛行隊、また訓練部隊として松島基地の第4航空団に第21飛行隊が編成されている。 2007年10月31日、県営名古屋空港において三菱重工での定期点検を受けたF-2B(126号機)が離陸直後に墜落する事故が起こっている。原因は配線ミスで、同社のテストパイロット2名が重傷を負った。 2011年3月11日の東日本大震災では、松島基地のF-2B 18機が被災し破損したが、うち13機が修理され部隊に再配備されている。 |