|
〈用途廃止展示機 #36-8537 090531.防府北〉 |
乗員 | 1人 |
全長 | 16.7m |
全幅 | 6.7m |
全高 | 3.0m |
全備重量 | 11,300kg |
エンジン | 1基 名称:J79-GE-11A 推力:7,170kg/基 |
最大速度 | マッハ2 |
航続距離 | 3,250km |
武装 | 20mmバルカン砲×1、AAMサイドワインダー×2〜4、70mmロケット弾×38 |
製作 | ロッキード、三菱重工 |
備考 | F-86Fの後継主力戦闘機として1962年から1997年まで在籍した要撃戦闘機。単座のJ型、復座練習機タイプのDJ型がある。日本やNATO諸国では長く使用されたが、アメリカ空軍では早々に第一線を退いている。そのスリムすぎる機体は空中戦には不向きだったのかもしれない。 最終的には追加生産分も含め、J型210機、DJ型20機の合わせて230機が配備された。このうちJ型は3機が輸入、17機がノックダウン生産、190機がライセンス生産、DJ型は全機輸入である。 後継機種となるF-4EJ、F-15Jの配備が進み、1986年には実戦部隊から退役したが、その後14機が無人標的機UF-104Jに改修され、無人機運用隊において標的として使用された。最後の1機が1997年に撃墜され、これをもってF-104Jは全数退役という事になった。 ちなみにF-104には「スターファイター」という少々SFチックな名前が付いているが、日本では「マルヨン」という呼び名の方が浸透しているかもしれない。また昔の航空自衛隊機には日本独自の愛称があり、このF-104Jも「栄光」という名前が付いていた。 航空自衛隊のF-104J/DJは導入当時のアメリカからの資金援助相当分をアメリカに返却する、として書類上返却した事にしてスクラップになった機体もあるが、一部は台湾空軍に渡ったものもあり、同空軍ではF-104Jが23機、DJが5機確認されている。 |
左側面 〈021215.築城〉 |
左前 〈031207.新田原〉 |
正面 〈050918.小松〉 |
左前 〈051210.新田原〉 |
DJ型・左前 〈051009.小牧〉 |
|||
後脚 〈051203.浜松広報館〉 |
コクピット 〈041003.浜松〉 |
||||||