海上自衛隊 舞鶴地方隊展示訓練


舞鶴地方隊展示訓練に行ってきました!

前回の高尾山分屯基地祭からほぼ1ヵ月が経過した7月9日、土曜日。この日、鳥取県は境港沖において海上自衛隊舞鶴地方隊展示訓練が挙行されましたので遠征してまいりました。6月中はまったくといっていいほど雨が降らず、新聞紙上を「渇水」という文字が踊っていたにも関わらず、7月に入ったとたんにそれまでの晴天続きが嘘のような大雨に見舞われた中国・四国地方。この日も降水確率は70%、しかもちょうど展示訓練の行なわれる時間に限って雨という予報でございました。( ̄□ ̄;マジかよ・・・。 まぁ、せっかく当たった乗艦チケットを無駄にするわけにもいかず、ましてや雨ごときで遠征を止めたとあってはマニアの名が廃る、ということで早朝03:55高松港発のフェリーに乗るべく宇高国道フェリーの乗り場へ。するとなんとそこには陸上自衛隊の87式偵察警戒車×2、82式指揮通信車×1、他にもトレーラーを牽引する小型、中型、大型の各トラック群が整列しているではありませんか。部隊名を見ると第2混成団本部中隊/偵察小隊のようです。おそらく演習に向かうのだろうと思われますが、駐屯地や基地以外のこういうイレギュラーな場所で自衛隊車輌を見つけると、なにやらドキドキワクワク興奮してしまいますな。(^^; 


竹内岸壁に停泊中の輸送艦「のと」。
かくして自衛隊車輌に混じって自分の車をフェリーの車輌甲板に停めて遠征に向かうという、なんともマニア冥利につきる出発と相成ったのでございました。(残念ながら写真は撮れなかったんですけどね。こんなイベントでもないところでカメラを向けたら怒られるんじゃないかと思って・・・。)
そんなことで幸せな1時間の船旅を終え、途中で岡山県人さんと合流してから高速を境港へ向かい、08:30頃駐車場となっている境港竹内岸壁へ到着。こちらには護衛艦「あぶくま」、ミサイル艇「はやぶさ」「わかたか」、輸送艦「のと」が停泊しており、「あぶくま」が第1甲板を一般公開しておりました。
そんなことで見学や買物をしているうちに乗艦場所までのシャトルバスの出発時間が近づいてまいりましたが、この頃からポツポツと雨が降りはじめてしまいました。
「降るんじゃねぇぇぇぇ〜〜〜!」と天を仰ぐも、無情にも雨足は強くなっていきます。シャトルバスで乗艦場所の昭和南岸壁へ着いた頃にはもう雨具無しではいられないような状態に。(T□T
ともあれ雨天決行ということで、私達も護衛艦「みねゆき」に乗艦いたしました。「みねゆき」は本日の展示訓練における旗艦でございます。12:30、護衛艦「せとぎり」「はるな」に続いて、わが「みねゆき」も舞鶴音楽隊の奏でる「軍艦行進曲」に見送られ出港いたしました。一時強く降っていた雨もこの頃には止み、多少空も明るくなってきました。


竹内岸壁に停泊中のミサイル艇「はやぶさ」「わかたか」。


竹内岸壁に停泊中の護衛艦「あぶくま」。


昭和南岸壁に停泊中の護衛艦「みねゆき」「はるな」「せとぎり」。
こうしてみると「はるな」の巨大さがよくわかりますね。


警戒にあたる水中処分隊のディンギー。


出港していく護衛艦「せとぎり」。


岸壁では舞鶴音楽隊による演奏。


「みねゆき」飛行甲板から「はるな」飛行甲板の眺め。第123航空隊(おそらく舞鶴分遣隊)のSH-60J。#8298。


出港する護衛艦「はるな」。


そして我が「みねゆき」も出港準備。


笑顔で救命胴衣の装着法を説明する3曹さん。


展示訓練の実施海面へ向かう間、飛行甲板では結策教室が催されました。
お子様達が興味津々でロープを結んでいました。


今回の展示訓練では我が「みねゆき」が旗艦を務めました。
マストには舞鶴地方総監、加藤海将の乗艦を示す海将旗が翻ります。


「みねゆき」の前方を航行する先導艦「あぶくま」。
もうすぐ実施海面に到達です。


やがて右舷前方から受閲部隊が見えてきました。


受閲部隊の先頭は護衛艦「はるな」。第3護衛隊群の旗艦です。
すでに竣工から30年以上が過ぎたおばあちゃんですが、16DDHの登場までは
現役で頑張るのでしょう。


二番手は護衛艦「せとぎり」。第3護衛隊群/第7護衛隊の所属で大湊基地を母港としています。


続いて護衛艦「あまぎり」。第3護衛隊群/第3護衛隊所属です。「せとぎり」と異なり、対空レーダーはOPS-14を装備。(せとぎりはOPS-24)

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