第4部 飛行展示

 エプロンではヘリコプターの飛行展示に向けて慌ただしく作業が始まりました。HSS-2BやSH-60Jが牽引車に曵かれて移動していきます。
 しばらく待っているとエプロンの一角からモクモクと煙が立ちのぼり始めました。これからヘリによる消火活動が展示される模様です。やがて小松島港をグルリと廻ってSH-60J哨戒ヘリが姿を現しました。火災場所の上空に到達したヘリのドアから、隊員が消化剤らしき袋を次々に投下。火が消えたのを確認して去っていきました。


牽引されていくSH-60J。


火災現場に近づくSH-60J。


ドアから消化剤を投下。
次に救助活動の展示です。海上で漂流している遭難者をヘリコプターで救助する様子が展示されます。まず遭難者に見立てたゴムボートから赤い煙幕が焚かれると、それを発見したSH-60Jがその上空に飛来。懸架装置を使って隊員が降下し、要救助者をウインチで引っぱり上げて機内に収容し飛び去っていきました。


小松島港上空を旋回。


要救助者に近づくSH-60J。

ロープで降下した隊員が要救助者のもとへ。


ウインチで引っぱりあげられる隊員と要救助者。

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