航空自衛隊 春日基地開庁46周年記念行事


春日基地開庁祭に行ってきました!


11月5日(土)、福岡県は春日市に所在する航空自衛隊春日基地において開庁46周年記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。実は、本来13日に行なわれるはずだった築城基地航空祭が日程の変更で6日挙行となったため、どうせ福岡県に行くなら前日の春日開庁祭も行ってしまおう、ということで一泊の行程を組んだ次第でございます。春日基地は航空自衛隊基地ではありますが滑走路も持たない本当に小さな基地です。が、ここには九州と中四国の大部分を担当空域とする西部航空方面隊の司令部をはじめ、西部航空警戒管制団司令部(西部防空管制群、第3移動警戒隊、整備補給群、基地業務群)、第2高射群、第4収集隊、西部航空方面隊司令部支援飛行隊、西部航空音楽隊、第2警戒資料処理隊、教導隊春日要撃管制班、春日ヘリコプター空輸隊、春日管制隊、春日気象隊、通信監査隊第2通信監査班、第2移動通信隊、春日地方警務隊、第1補給処東京支処調達部福岡調達室などが置かれている、大変重要な基地なのでございます。(このうち西部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4と春日ヘリコプター空輸隊のCH-47Jは福岡空港に機体を置いています)


ウェザーチェックで春日基地上空を飛ぶ西部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4。
JRを乗り継いで09:00過ぎに春日駅へ到着し、09:30の開門と同時に基地東門から入場、正門近くで行なわれていた「防空戦闘展示」と「イラク人道復興支援」の展示をチラリと見学してから式典会場へ。観閲部隊入場の後、10:30から西部航空警戒管制団司令兼ねて春日基地司令・山崎剛美空将補を執行官に、西部航空警戒管制団副司令・田中和之1等空佐を観閲部隊指揮官として、春日基地開庁46周年記念行事が始まりました。祝賀飛行では西部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4練習機3機が基地上空を1パスのみ行ないました。近くには福岡空港があり管制も難しいためか、飛行展示はそれのみでした。陸自と空自、幕の違いはあれど、記念式典自体はよく似た内容となっており、国旗入場、巡閲、執行官式辞、来賓祝辞など粛々と進んでいきました。


デモンストレーション広場に整然と並ぶ高尾山レッドクラブの機体。


入場する観閲部隊。


観閲部隊指揮官に対し敬礼


部隊に答礼する観閲部隊指揮官/西部航空警戒管制団副司令・田中和之1等空佐


観閲官臨場。


観閲官に対し栄誉礼。


観閲部隊に答礼する観閲官/西部航空警戒管制団司令兼ねて春日基地司令・
山崎剛美空将補。後ろの将官が、おそらく西部航空方面隊司令の堀空将だと思われます。


国旗入場。


国旗に対し敬礼。


巡閲に向かう山崎空将補。


巡閲。


西部航空方面隊司令部支援飛行隊のT-4による祝賀飛行。3機編隊でランディングギアを下げた状態で1パスしました。


山崎司令による式辞。春日基地の歴史、周辺国の動向とそれに対する自衛隊の対応などを述べられました。

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