海上自衛隊阪神基地隊 開隊50周年記念行事リポート

特務艦「はやせ」に乗ってきました!

第1部・特務艦「はやせ」  

 暑くなってきました。いよいよワタクシの苦手な夏がそこまで来ております。まぁ、苦手とは言っても嫌いじゃないんですよね、最近は。なんといっても自衛隊のイベントシーズンだから!
(^^)v
 さて、先日5月18日の土曜日。神戸市は六甲アイランドの近くにある海上自衛隊阪神基地隊の開隊50周年記念行事が挙行されたので行ってきましたよ。
 天気の方も予報では雨のち曇りとのことでしたが、なんとか降らずに持ちこたえそうな感じです。電車を乗り継いでJR摂津本山駅からタクシーで基地へたどり着いたワタクシは、さっそく体験航海の乗艦受付へ。


海上自衛隊阪神基地隊 正門
海上自衛隊の体験航海は人数が限られるためか、だいたいが抽選形式になっております。クジ運の悪いワタクシが応募ハガキを3枚送って、ようやく1枚当選したのが、今日乗りこむことになった特務艦「はやせ」の乗艦チケット。まさに珠玉の一枚でございます。
 今回の体験航海は呉基地を母港とする3隻、護衛艦「せとゆき(DD131)」、訓練支援艦「くろべ(ATS4202)」、そして特務艦「はやせ(ASU7020)」です。「はやせ」はすでに艦齢30年を超える古い艦で、おそらく退役も間近であろうと思われます。今回現役のうちに体験航海できるのはラッキーだった事でございます。


特務艦「はやせ」。左は訓練支援艦「くろべ」
 海上自衛隊阪神基地隊は呉地方隊に所属し、隷下に第42掃海隊(つきしま・くめじま)、由良基地分遣隊、仮屋磁気測定所、紀伊警備所などがあり、阪神方面を行動する艦艇等に対
する補給、修理その他の支援業務に当たっています。
 さて、乗艦受付を済ませたワタクシは「くろべ」の上甲板を横切って「はやせ」へ。例によってデジカメで写真をバシバシ撮りながら、ブリッジを通って艦橋へ登りました。
 やがて09:30。艦橋の左舷側前方で艦長の藤岡二等海佐のテキパキとした指示を眺めているうちに、「はやせ」はタグボートに押されて静かに岸壁を離れました。さぁ、いよいよ出港、大阪湾クルーズの始まりです。


「はやせ」艦首の50口径3インチ連装速射砲。


50口径3インチ連装速射砲のマガジンに
納められていた砲弾。


出港の指揮を執る、「はやせ」艦長の藤岡二等海佐。

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