第13特科隊/第1中隊(日本原)の155mm榴弾砲FH-70。


FH-70のパノラマ眼鏡JPERI-R13。これを付けたままの展示は、もしかすると珍しいかもしれません。


もう1門、第13特科隊/第1中隊(日本原)の155mm榴弾砲FH-70。訓練展示用の予備として持ってきたものでしょうか。


第305施設隊の3
1/2tダンプ。こうして幌を被せていると3 1/2tトラックと間違えそうですが、後輪がダブルになっているのが見分けるひとつのポイントです。


第13偵察隊(出雲)の87式偵察警戒車。


87式偵察警戒車の上に何気に置いてあった戦車・装甲車帽。このZERO-VISIONのゴーグルはたぶん私物……でしょうね。


第8普通科連隊/本部管理中隊/重迫撃砲小隊(米子)の120mm迫撃砲RT。最初はもっと仰角をとっていたのですが、見学しているときにハンドルを回して射角を変えてくれました。


第8普通科連隊/第2中隊/迫撃砲小隊(米子)の81mm迫撃砲L16。


第13偵察隊(出雲)の偵察用オート、カワサキKLX250。


第13飛行隊(防府)のUH-1J汎用ヘリ。#41902。


時間に少し余裕があったので、私もジープの体験試乗へ行ってみました。どうせ乗るなら現行のパジェロより、だんだん乗る機会の少なくなるであろうこの73式小型トラックに、と思いタイミングを見て列に並んでみました。


体験試乗はあまり長い距離ではありませんが、駐屯地内をグルッとまわってくれます。


14:10頃、UH-1Jの帰投準備が始まりました。フォークリフトが航空燃料の入ったドラム缶を運んできます。


ドラム缶の底から燃料を抜き取り、水などの不純物が混じっていないか慎重にチェックします。


スターターロープを引いて、給油ポンプのエンジン始動。


機体のタンクに燃料を補給していきます。


装備品展示会場では着々と片付けが進んでいます。写真は分解された81mm迫撃砲。なかなかこの状態で見る機会はありません。


87式偵察警戒車も会場から移動していきました。


第13偵察隊のオートも整備工場の裏へ移動していきました。この後車体の泥を落としたり、バックミラーを取り付けたりするのでしょう。サービス精神旺盛な偵察隊員は移動の際もこのような曲乗りを見せてくれます。


移動していく75式ドーザ。


14:50頃、UH-1Jの離陸準備が整いました。


機体を少し浮かせた状態でホバリング、隊員2名が機体下面をチェックしています。


一旦着陸して隊員を載せた後、離陸していきました。


そして駐屯地の上空をワンパス。乗員が手を振っているのが見えます。
装備品展示の片付けを眺め、ヘリコプターの帰投を見送ってから私も15:00頃に駐屯地をあとにしました。風も強くかなり寒かったものの、終日晴天に恵まれ絶好の駐屯地祭日和でした。この三軒屋駐屯地祭も年々訪れる人が増えつつあるような感じはありますが、それでも他の駐屯地祭ではなかなか味わえないまったり感は健在でした。三軒屋駐屯地関係者、また応援部隊の皆様、まことにありがとうございました。
〈了〉

←戻る 基地祭レポートTOPへ→

おまけ写真
用途廃止車輌の前のチェーンに貼られていた、「よじ登り禁止」の貼り紙。「あぶないよ!のぼらないで」と口調こそ優しそうですが、真一文字に結ばれた口元、木陰からこちらをうかがう様子が、迂闊に近付くと一撃のもとに殺られてしまいそうな殺気に満ちています! これならジャングルジム大好きなお子様も容易には近付けないでしょう!(^^;