2009年航空自衛隊防府北基地航空祭-01

航空自衛隊防府北基地航空祭

防府北基地航空祭に行ってきました！

5月31日（日）、山口県は防府市に所在する航空自衛隊防府北基地において、航空祭が挙行されましたので遠征してまいりました。防府北基地航空祭は私にとっては2003年以来、実に6年ぶりとなるイベントです。以前は猛暑の7月半ばに開催されていましたが、ここ数年は梅雨入り前のこの時期に催されているようですね。
当日は早朝04：00に岡山市を出発、山陽道を西へひた走って07：30頃防府市へ入りました。基地へ到着してみると西門前の県道190号で既に開門待ちの車が列がなしていましたので、私もそこへ並びました。頭上を見上げるとちょっと厚めの雲が空を覆い、必ずしも航空祭日和と言える天候ではありませんでしたが、これも時間が経つにしたがって回復し、昼前には素晴らしい青空が広がりました。
しばらく待って08：00頃開門、隊員さんの誘導に従って駐車場へ車を停め、さっそくエプロンへ。会場はまだあまり混んでおらず、とりあえずオープニングセレモニーが行なわれる予定のエプロン中央ロープ際を確保し腰を落ち着けました。

08:20頃の駐車場の様子。防府北基地では約7,000台分の駐車場を、さらに防府南基地に臨時駐車場を用意していたようです。

エプロンに向かうと、陸上自衛隊/第13飛行隊のUH-1JとOH-6Dが離陸するところでした。

エプロンの端では、陸上自衛隊の74式戦車体験搭乗に早くも行列ができていました。

エプロン中央において、オープニング飛行に向けタキシングを開始する第12飛行教育団のT-7、#39-5904。

こちらもタキシングを開始するT-7航空祭記念塗装機、#46-5916。

観閲台を運んできたフォークリフト。オープニングセレモニーの準備が着々と進んでいます。

オープニング飛行に向け離陸するT-7。

オープニングセレモニーにおいて儀杖を執り行う航空学生ファンシードリル隊が入場してきました。

観閲台前に整列する航空学生ファンシードリル隊。

会場に臨場された司令と来賓。右が航空自衛隊第12飛行教育団司令兼ねて防府北基地司令／上田知元一等空佐、中央が陸上自衛隊第13飛行隊長兼ねて防府分屯地司令／吉浦健志二等陸佐、左は防府地区自衛隊協力会会長／中司實氏です。上田司令は制服改正後の新デザインの礼装用肩章を着用されてますね。

09：00、オープニングセレモニーとして基地司令上田一等空佐のご挨拶があり、続いて1日基地司令の任命式、OH-6D・ UH-1JおよびT-7によるオープニング飛行が実施され、最後に1日基地司令が航空祭開催を高らかに宣言して、2009年防府北基地航空祭の幕が上がりました。
09：15から午前の飛行展示が始まり、まずT-7練習機が訓練飛行を実施。小型プロペラ機ならではのヒラリヒラリとした動きが特徴的でした。続いて各種航空機による航過飛行。デルタ隊形を組んだT-7練習機10機、芦屋救難隊のUH-60J救難ヘリ1機、U-125A救難捜索機1機、第41教育飛行隊のT-400練習機1機、第403飛行隊のC-1輸送機1機、第13飛行教育団のT-4練習機4機、第23飛行隊のF-15J/DJ戦闘機4機、最後にダイヤモンド隊形を組んだT-7練習機9機の順で航過しました。次にエアロック・エアロバティックチームのサニー横山氏が駆るピッツスペシャルS-2Bによる曲技飛行、最後に第12飛行教育団航空学生によるファンシードリルが実施されました。