C-1、011号機の内部。患者輸送を模しているのか、中央には簡易ベッドが設えられ、マネキンが横たわっていました。


011号機のエンジンは取り外され、第3格納庫での展示に使用されていたようです。カウンターウエイトらしきものがエンジンの代わりに取り付けられていました。


海上自衛隊/第1航空群/第1航空隊(鹿屋)のP-3C哨戒機。#5090。


航空支援集団/第3輸送航空隊/第403飛行隊(美保)のC-1中型輸送機。#58-1006。


もう1機、第403飛行隊のC-1中型輸送機。#38-1003。


エアロック・エアロバティックチームのピッツスペシャルS-2B。雨を避けて格納庫内で展示されてました。今回はもともと飛行展示の予定はなかったようです。


いよいよブルーインパルスの展示飛行の時間。5番機がウェザーチェックのために離陸しました。


観客の皆さんも祈るような気持ちで上空を見上げていたと思いますが、たぶん、この時には飛行展示中止は決定していたのでしょう。


5番機はスモークを引きながら上空を数回パス。会場では飛行展示中止のアナウンスが流れ、観客からは大きなため息が洩れました。


着陸してきた5番機。1機だけでも飛んでくれた事に感謝です。


整然と隊形を組んで戻ってきたブルーインパルスの6機。このシーンはちょっとカッコ良かったです。


岩国での飛行展示が素晴らしかっただけに、今日は実に残念でした。ブルーのパイロット達もちょっと消化不良気味なのではないでしょうか。


観客に手を振って応える5番機後席のパイロット。次回は晴天のもとでの演技に期待したいですね。


T-4を降りて談笑するブルーインパルスのパイロット。真ん中が2番機後席の里見1尉、左が2番機の須藤3佐、右が3番機の原田1尉と思われます。


15:00が近くなり、エプロンでは外来機の帰投準備が始まりました。


空挺団隊員?を乗せて離陸するC-1。


離陸するYS-11P。


黙々と片付けを進める隊員さん。雨の中まことにお疲れさまです。
そんなところで本日の美保基地航空祭も終了。会場では片付けが始まり、私達も外来機の帰投を待つ事なく15:30頃に基地を後にしました。帰り道は県道431号線の渋滞につかまり、さらに高速道でも米子ICから約7kmの渋滞に嵌り、結局帰宅したのは21:00を過ぎた頃でした・・・。ETC休日割引きがある間は、高速道での遠征は少し対策を練った方が良さそうですね。
今回の美保航空祭、残念な天候に加え新型インフルエンザの影響もあったためか、昨年を7,000人下回る54,000人の来場者に留まったようですね。基地関係者の皆様もちょっと不完全燃焼気味だったかもしれませんが、インフルエンザの影響を受け関西方面で自衛隊イベントの延期や中止が相次ぐ中、航空祭を実施してくださった事に感謝感謝です。来年の航空祭こそは、晴天のもとミサイルだのインフルエンザだのに影響されないイベントになりますように。
〈了〉

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おまけ写真
美保基地は米子空港との共用飛行場でもあるので、民間機も飛んできます。画像は韓国/アシアナ航空のエアバスA321-231。アシアナ航空機といえばライトブラウンの塗装だったと記憶していたのですが、どうも2006年頃からこちらの新塗装に変更されているようです。