第3戦車大隊/第1中隊(今津)の74式戦車。すっかりお子様達のジャングルジム状態です・・・。


第3飛行隊(八尾)のUH-1J汎用ヘリコプター。#41814。機内を公開してました。


ひととおり装備品展示を見たあと、14:00から官舎のそばでレンジャー訓練展示が催されるとの事でそちらへ向かいました。姫路駐屯地のレンジャー訓練展示はネタ満載の笑いあり、もちろん技もありで、早い人は12時頃から見学の場所取りをしていたというくらい見応えのあるものです。「世界のナベアツ」やら「天心木村」やらのネタを織りまぜつつ、ロープ渡りや降下、人質救出など、片時も目を離せない35分間の展示でした。


14:00、レンジャー訓練展示を実施するレンジャー隊員が駆け足で入場。


一人ひとり、名前を呼ばれて紹介されました。


仲間の背を借りて、ロープに飛びつくレンジャー。


そのまま腕の力だけでロープをよじ登っていきました。


『降下ようーい、降下!』で一斉にリペリング降下。途中、壁を足で一回蹴っただけで、下までたどり着いてしまいました。速いです。


“モンキー”という技でロープを渡るレンジャー。
「レンジャー!レンジャー!」とかけ声をかけながら手足を交互にロープに掛けながら前進します。


『降下ようーい、降下!』でふたたび素早いリペリング降下。地面についた時、すぐにロープがリングから外れるように、あらかじめロープを少し短かめに撒いてあるようです。


右足をロープに掛け、左足でバランスをとりながら腕の力でロープを渡る隊員。


崖からの患者搬送の展示。一本のロープで患者を背負って降りる要領です。降下しながら
「がんばれ親ブタ!」「まかせろ仔ブタ!」とかけ声を掛け合っていました。地面に降りた時アナウンスから『とても元気な患者でした』とツッコミが入っていました。(^^;


『降下ようーい』「降下用意!」『降下!』「レンジャー!」4名の隊員がほとんどさかさまになって降下してきました。生で見ると実に迫力があります。


2本のロープをカニ歩きのように進む隊員。


中央付近まで来て、さかさまに飛び降りました!命綱があるとはいえ、相当怖いと思います。


「崖の上のポニョ」を歌いながらロープを渡ってきた隊員。よく見ると肩にポニョが乗っています。(^^; 3の付く言葉と3の倍数の時にアホになる、と世界のナベアツのネタを披露。


『好きな車のメーカーは?』「ニッサン!」『好きなTVチャンネルは?』サンテレビ!」結局全部アホでした・・・(^^;


締めは
「オモロー!」でダイブ。


『降下ようーい、降下!』で一斉に飛び下りる隊員。途中一度も壁に足を着かず、地面まで降りきってしまいました。すごい!


こちらはさらに難易度を高く、張り渡されたロープの中央から降下。壁もなくロープ一本に頼る降下は実に度胸が要ると思います。


最後に、市街地戦闘訓練の一環として、ゲリラ拠点の襲撃訓練を展示。現在この地域は敵の支配下にあり、数名のゲリラが居る模様。建物の中からゲリラ3名が降りてきました。トナカイの被りもの以外は、肩章や帽章など共産圏ぽいちょっと凝った細工をしてますね。
「祖国統一万歳!」と叫んでましたが、こんなネタが混じるのも姫路レンジャーならでは。(^^;


観客のお子様達に飴玉を配り、“買収工作”をするゲリラ。(^^; 
『みなさん、敵の工作です!ノらないでください!』とアナウンスがツッコミを入れてました。(^^; お子様達は大喜びでしたが。


飴玉を拾いにのこのこ出ていった自衛官が1名、ゲリラに拉致されました!(^^;人質をとったゲリラは拠点のある建物2階へ移動。


「ワルモノ1号!」「2号!」と叫んで降下してきたゲリラの見張り員。


見張り員その1が周辺の警戒にあたります。


2階から助けを求める人質の自衛官。
「いややー!“ちちんぷいぷい”見たいのにー!」(^^;(※“ちちんぷいぷい”は毎日放送の関西ローカル情報番組です)


人質救出のため、レンジャー部隊が攻撃を開始。まずは見張り員を処理するため、背後から近づきます。


徒手格闘で見張り員を引き倒し、ナイフで一撃。あっというまに見張り員その1が処理されました。


処理した見張り員を運ぶレンジャー。
『まるで生ゴミをかかえるかのように、ゴミ捨て場へと運ばれていきます。』とアナウンスされてました。


偵察から戻ってきた見張り員その2と、レンジャーが遭遇。格闘に入ります!

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