続いて第13戦車中隊(日本原)。中隊長・岩男 保博三等陸佐の搭乗する74式戦車を先頭に、計5輛の戦車が威風堂々の行進。


第13戦車中隊の74式戦車、中隊長車。


第13戦車中隊の74式戦車。


続いてヘリコプターによる観閲飛行。第13飛行隊(防府)のUH-1J×1機、OH-6D×2機、第5対戦車ヘリコプター隊(明野)のAH-1S×1機が飛行。指揮官は第13飛行隊長・吉浦 健志二等陸佐。


第13飛行隊のUH-1J汎用ヘリコプター。


第13飛行隊のOH-6D偵察・観測ヘリコプター。


第5対戦車ヘリコプター隊のAH-1S対戦車ヘリコプター。


恒例の空自祝賀飛行には、第12飛行教育団(防府北)のT-7初等練習機×3機が参加。編隊長は渡辺三等空佐。


観閲行進終了後に国旗が退場し、11:17ごろ、アトラクションとして習志野第1空挺団の隊員による空挺降下、および第13音楽隊の演奏と、第13特科隊とのコラボで大序曲「1812年」の演奏が行なわれました。その後11:39から訓練展示が始まり、各職種連携による陣地攻撃の要領が披露されました。
(※写真キャプション中の号令等についてはビデオ撮影したものから書き起こしていますが、聞き違い等あると思われます。また聞き取れなかった号令については掲載しておりませんのでご了承ください。)


「観閲行進を、終了します!」行進終了を報告する観閲部隊指揮官と、旅団幕僚および最先任上級曹長。


国旗退場。以上で観閲式は終了です。


第1空挺団隊員による、自由降下傘による空挺降下が始まりました。高度1200mでヘリから飛び出した隊員は、約300m空中遊泳した後、パラシュートを開傘します。


4つのMC-4(自由降下傘)が開き空を舞います。BGMとして流れるのはもちろん「空の神兵(歌詞付き)」。


MC-4を自在に操り、正確に降下ポイントへ向けて降りてきます。このMC-4は各種装備を携行するため通常のパラグライダーより大きく、操作性に優れています。


フワリと見事な着地。降下後はただちに降下傘を回収し、事後の行動に備えます。


降下した隊員が揃って、観閲官に展示終了の報告をしました。


音楽演奏のため、第13音楽隊が入場。


まずは第13音楽隊がスーザ作曲の行進曲「アメリカ野砲隊」を演奏。


大序曲「1812年」演奏における空包射撃実施のため、第13特科隊の105mm榴弾砲が3門進入しました。


牽引車から切り離された105mm榴弾砲を人力で展開。


チャイコフスキー作曲、大序曲「1812年」演奏のため少々配置変換。


フィナーレを飾る「勝利のコラール」の部分で空包射撃を実施する105mm榴弾砲の射撃の瞬間。計20発の轟音が鳴り響きました。


演奏:第13音楽隊/第17普通科連隊音楽部、105mm榴弾砲:第13特科隊19名、音響:第13音楽隊・野村二曹、音響支援:第13特科隊/第47普通科連隊の12名による素晴らしい演奏でした。


撤収する105mm榴弾砲。


訓練展示準備を実施する隊員。鉄条網を設置しています。


砂埃を抑えるため、除染車3型が水撒きをしました。


対抗部隊(敵部隊)側の兵士。攻撃部隊を迎え撃ちます。


グラウンド右端、滑走路の台を占領する対抗部隊の戦車。


「戦闘訓練展示、実施します!」攻撃部隊指揮官が訓練展示開始を報告。


「状況開始!」「レンジャー、飛行隊、偵察隊、こちら中隊長。レンジャーは滑走路の台後方に潜入、飛行隊は敵陣地の位置を偵察、偵察隊は敵状を解明せよ。」「こちらレンジャー、了解」「こちら飛行隊、了解」「こちら偵察隊、了解」会場左手から第13飛行隊のOH-6Dが進入し、レンジャーの狙撃手2名を降ろしました。

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