「担架上げる用意!」「上げる用意」「上ーげ!」「上げ!」救助隊が担架に乗せた負傷者を運んで行きました。

故障車の方でも、南消防署の救助隊員が負傷者の救出に成功。

そのまま担架に乗せ運んで行きます。

現場からの連絡を受けた自衛隊の救急車が、負傷者を乗せて近くの病院へと搬送して行きました。

以上で、京都市南消防署/南部救助隊・吉村隊長以下4名、桂駐屯地/第107全般支援大隊/人命救助小隊および消防隊・松田二曹以下7名による訓練展示第3ステージが終了。観客席からは惜しみない拍手が贈られました。

式典終了後、賑わう模擬売店の様子。


式典終了後、会場では装備品展示の準備が始まりました。その間に私は駐屯地の史料館である「桂史館」を見学したり、厚生センターで土産物を物色。12:30からはグラウンドにおいて中部方面音楽隊の野外コンサートが催されましたので、そちらを見学しました。演奏内容はお子さま達や親御さんも楽しめるものになっておりました。音響効果の高いコンサートホールでの演奏も素晴らしいですが、こうした野外でのコンサートも味があって良いものですね。つい聴き入ってしまいました。
装備品展示は野外入浴セット2型、浄水セット(逆浸透型)、92式浮橋(橋端橋節)、81式自走架柱橋、地対空誘導弾/改良ホーク、155mm榴弾砲FH-70、軽装甲機動車、93式近距離地対空誘導弾、78式戦車回収車、74式戦車、120mm迫撃砲RT、89式5.56mm小銃、5.56mm機関銃MINIMIというラインナップでした。割とオーソドックスなチョイスだと思いますが、92式浮橋の橋端橋節は初見でしたので大きな収穫でした。せっかくなのでセミトレーラとか重レッカとか、後方支援隊の車輌を見てみたかった気もしますが・・。

食べ物関係では野外炊具2号改で茹でたうどんの他、みたらし団子等も販売されていました。

私もうどんでお昼ご飯。少し遅めに行ったところ、売価300円のうどんが既に200円に値下げされていました。・・・雨でお客さん少ないからなぁ。(^^;

厚生センターでもゲーム的なものが催されていました。

駐屯地内の道路にはこのような名前がついています。“大路”とか、実に京都らしいですね。

桂駐屯地の史料館である「桂史館」。中には駐屯地の歴史を綴ったパネルや、戦中から現在までの各種砲弾、爆弾などが多数展示されていました。広報ビデオの上映もここで行なわれていました。

正門入ってすぐの所にある、用途廃止の74式戦車。以前はここに61式戦車が展示してあったそうです。どうせなら2輛並べて展示すればいいのに・・・。

74式戦車の傍では、京都地方協力本部による広報コーナーが設けられていました。ピクルス王子がお子さま達に愛嬌をふりまいています。

模擬店会場の奥で、高機動車の体験試乗が行なわれていました。

12:30からグラウンドで中部方面音楽隊による野外コンサートが始まりましたので、私も拝聴しました。

終始明るい笑顔で司会を務めた音楽隊の内藤陸士長。

中部方面音楽隊副隊長、村田一等陸尉の指揮のもと演奏された曲目は行進曲「秋空に」、「炎神戦隊ゴーオンジャー」、「ゲゲゲの鬼太郎」、連続テレビ小説「瞳」のメインテーマ、「崖の上のポニョ」から「メインテーマ」と「フジモトのテーマ」、最後にスポーツをテーマとして「ジャパニーズグラフィティ・スポーツは青春だ!」と題して「巨人の星/エースをねらえ/あしたのジョー/炎のファイター/タッチ」をメドレーで演奏しました。

連続テレビ小説「瞳」のメインテーマで、素晴らしいトロンボーンの音色を聴かせてくれた吉村三等陸曹。

最後にアンコールに応え、「プリキュア5、フル・スロットル GO GO!」を演奏して、野外コンサート終了。いやー、素晴らしい演奏でした!

装備品展示、第3師団/第3後方支援連隊/補給隊(千僧)からは野外入浴セット2型が参加。

各部隊ごとにデザインの異なる、野外入浴セットの暖簾。第3後方支援連隊は「六甲の湯」でした。

野外入浴セットの傍らに置かれていた看板。災害派遣時に使用されるものと思われます。

第8高射特科群/第309高射中隊(青野原)の地対空誘導弾/改良ホーク。牽引用のパレットに搭載された状態で展示されていました。

第3師団/第3施設大隊/本部管理中隊(大久保)の81式自走架柱橋。

第3後方支援連隊/補給隊(千僧)の浄水セット(逆浸透型)の濾過器。

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