A会場の上を数回パスして去っていきました。


撤収する消防船「すいりゅう」。


13:00頃、いよいよ本日の主目的である護衛艦「やまゆき」見学のため、徒歩でC会場へ移動。「やまゆき」の見学にはじっくりと時間をかけるつもりにしていたのですが、当日開放されていたのは上甲板のみで、あっという間に見学終了。前日は艦橋なども開放されていたらしいのですが、やはり日曜で多数の見学客が押し寄せる事を見越しての措置なのでしょうかね。ちょっと残念。その代わりと言ってはなんですが、同じC会場での陸上自衛隊の装備品展示が予想外に充実していて驚きました。パンフレットには「指揮通信車・高機動車一般公開」と掲載されていましたので、その程度の期待しかしていなかったのですが、近隣部隊から偵察用オート、1/2tトラック、82式指揮通信車、化学防護車、87式偵察警戒車、93式近距離地対空誘導弾、81式短距離地対空誘導弾、92式地雷原処理車、75式ドーザ、155mm瑠弾砲FH-70、さらに人命救助システムと「ふれあい防災防衛展」として写真パネル展示まであり、ちょっとした駐屯地祭なみの展示内容となっておりました。岡山地方協力本部が今回のイベントに対してかなり気合を入れて取り組んだ事がうかがえますね。


玉野市築港の商店街「宇野港銀座」の入口。古き良き昭和の面影が残ってます。ここには「歓迎 海上自衛隊」の横断幕が常にかかっており、これを見ると現在三井造船に入っている海上自衛隊艦艇が何かを知る事ができます。


C会場からA会場「海王丸」の眺め。ホントに綺麗な船ですねぇ。


C会場に接岸している海上自衛隊護衛艦「やまゆき」。


「やまゆき」見学に並ぶ人々の長蛇の列。


艦首から艦橋方向の眺め。


74式アスロックランチャ(B)は全扉を開けた状態になっていました。


左舷側の三連装魚雷発射管HOS-301。4番(左下)の保護蓋だけ形が違っていますが・・・。


4番には「装填中」の札がかかっていました。実弾が入ってるのでしょうか?


艦尾のシースパロー短SAMのランチャー。ひとつだけ蓋が開いて、訓練弾が装填されているのが見えます。


シースパローの訓練弾にはこのような顔が・・・。直接描いているのかと思ったら、シールでした。


「やまゆき」前のスペースでは「ふれあい防災防衛展」として写真パネル展示のテントが設置されていました。


人命救助システム展示。34トンの切断力を持つカッター。直径12.5cmの鉄筋を切断可能です。


油圧器具手動ポンプに繋げたスプレッダ。スプレッダの開力は最大4.3トンで61.5cm幅まで広げる事が可能です。


スプレッダを使って空き缶を潰す実演。子供達が一生懸命ポンプを押していました。


破壊構造物探索機。光ファイバーケーブルの先にレンズが付いています。手許のコントローラーのダイヤルを回すと、ケーブルがウネウネと動きます。


油圧式カッター。鉄筋コンクリート用の16mmまでの鉄筋の切断に使用します。

エアジャッキのパック部分。エアジャッキはボンベからパックに高圧空気を送り込んで膨張させ、倒壊した家屋の屋根や天井を持ち上げるのに使用します。


エアジャッキの圧力計部分。エアジャッキの持揚過重は最大17.7トンです。


人命捜索・救助セット個人用II型。救助作業時の隊員の個人装備で、ロープや手袋、手斧、ベストなどが1セットになっています。

初見の装備です。救助用ロープ発射機。救命具や救命索を装着した容器を圧縮空気で発射し、要救助者に到達させるものだそうです。

万能運搬具。救助現場のタイプに合わせて安全に素早く容易に使用できるストレッチャーです。

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