写真だとわかりにくいと思いますが、簡単に図で解説するとこんな感じです。まず@で狙撃組が車輌付近の工作員を狙撃、それと同時にAで突入班α-1が窓から建物内に強行突入し、二人目の工作員を制圧(写真では今ここまで)。このあとα-2が建物内に進入し、部屋2で三人目の工作員を制圧します。


「小隊長、こちらα-1。左の部屋確保。武装工作員1名制圧、1名右の部屋に逃走。これよりα-2をもって掃討する。」「こちら小隊長、了解。」


左の部屋では制圧した工作員をα-1の隊員が検索中。


右の部屋に逃げ込んだ最後の武装工作員は、扉を閉めて部屋の奥へ身を隠しました。


建物の外では突入班α-2が進入準備。


α-1の隊員が扉を開け、α-2が建物内に進入。


α-2は右の部屋へ向かい、狭い廊下を慎重に、そして迅速に移動。


右の部屋の扉を突破し、α-2が突入!


隠れていた武装工作員を発見し、制圧。


α-2の隊員が倒した工作員を検索、安全が確認されました。


「小隊長、こちらα-2。右の部屋確保。工作員1名制圧。掃討完了!」「こちら小隊長、了解。」こうして突入班は建物内の武装工作員の掃討を完了しました。以上で武装工作員掃討要領の展示は終了です。

引き続き、至近距離戦闘術(CQB)を用いた訓練ドリルの展示。これは先ほど展示された対処訓練の基礎となる戦闘動作で、全隊員が習熟しています。

「Ready、Move!」さきほど突入班を務めた8名の隊員が、銃口を下げ腰を落とした状態で前進。


正面に構え。
「レディ(Ready)」の合図で準備し、「アップ(Up)!」の合図で小銃を素早く構えます。


右構えの銃を、左に持ち替え。
「Ready、Up!」でまず右構え、「Switch!」の合図で素早く左構えに持ち替えます。


続いてさまざまな方向に転換。まず左右に転換。
「Left or right turn、Ready、Up!」


小銃を降ろし視界を確保、これが“Ready”の状態。この時は小銃の安全装置を掛けた状態にしておき、“Up”の合図と共に小銃を構えながら安全装置を解除します。


次に後方に転換。
「Ready、Up!」


正面に戻ります。
「Left or right turn、Ready、Up!」


続いて射撃姿勢に移行、最初にひざ撃ち姿勢。
「Left or right turn、Knee、Ready、Up!」

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