陸上自衛隊 第50普通科連隊創隊2周年記念行事



50普連創隊記念行事に行ってきました!

3月9日(日)、高知県香南市に所在する香我美市民館グラウンドに於いて、陸上自衛隊第50普通科連隊創隊2周年記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。第50普通科連隊は四国4県を警備担当区域とする陸上自衛隊第14旅団隷下の部隊で、2006年に同旅団が旧第2混成団から格上げ改編されたのと同時に新編された、陸上自衛隊でもっとも新しい普通科連隊です。現在は香川県の善通寺駐屯地に駐屯していますが、平成21年度末に高知県香南市に移駐する事になっており、現在同市に新駐屯地が造成中です。そういったわけで昨年に引き続いて今年も、市民館のグラウンドを借りた上で連隊創隊記念行事が挙行される運びとなりました。
さて当日早朝04:50にお仲間の岡山県人さんと合流し、岡山からフェリーで高松へ、その後高速道で高知へ向かい、09:00過ぎに香我美市民館へ到着。会場となるグラウンドはまだガラガラの状態で、観閲台の左右には天幕が張られ、招待者用の椅子席のさらに両端に若干の一般席があったのでそこを確保。まだ3月上旬である事を考慮してか、椅子席の前にはストーブがいくつも設置してありました。細かい気配りが嬉しいですね。


会場となった香我美市民館近くの臨時駐車場。いや〜、のどかな風景ですなぁ。


隊列を組み、駐車場から徒歩で会場入りする第50普通科連隊/本部管理中隊。


会場テント席前に多数設置されていた宿営用ストーブ。季節がらありがたい配慮だったのですが、このストーブから立ちのぼる陽炎のおかげで写真が全体にボヤッとしたものになってしまいました・・・。(^^;


09:45頃から観閲部隊が入場し、10:00から第50普通科連隊長・石橋勉一等陸佐を観閲官に、副連隊長・高山英之二等陸佐を観閲部隊指揮官として、第50普通科連隊創隊2周年記念式典が開始されました。観閲部隊は向かって左から第14音楽隊、第50普通科連隊本部管理中隊、同第1中隊、同第2中隊、同第3中隊です。式典は通常の駐屯地記念行事と同じく国旗入場、巡閲、観閲官式辞、来賓祝辞、来賓紹介、祝電披露、観閲行進、というプログラムで進みました。来賓紹介はご当地香南市の全市議会議員が来ているのかと思うほど多く、祝電披露は祝辞かと思うほど長い長い祝電がいくつも披露され、聞いている人達からはちょっとため息が洩れたりしていました。(^^;
また、観閲行進では部隊の背後に高機動車や軽装甲機動車などがズラリと並んでいたので、てっきり車輌行進もあると思っていたのですが、徒歩行進のみが行われちょっと肩透かしでした。


入場する第14音楽隊。


入場する第50普通科連隊/本部管理中隊。


入場する第1中隊。同中隊は災害派遣においては高知県東部地域を担当しています。


続いて第2中隊。同中隊は災害派遣においては高知県西部地域を担当しています。


続いて第3中隊。同中隊は災害派遣においては高知県中部地域を担当しています。


連隊幕僚と連隊旗の入場。右から第四科長/三崎量之一等陸尉、第三科長/坂本新次三等陸佐、第二科長/宇郷武昌一等陸尉、左端と連隊旗手はちょっとわかりませんでした。


観閲部隊指揮官入場。第50普通科連隊副連隊長、高山英之二等陸佐が徒歩で入場しました。


敬礼を交わす観閲部隊指揮官と連隊幕僚。


観閲官臨場を待つ観閲部隊。この後1/2tトラックに搭乗して、観閲官・第50普通科連隊長、石橋勉一等陸佐が臨場しました。


観閲官に対し敬礼する観閲部隊指揮官および幕僚。


観閲官に敬礼する観閲部隊。


「部隊、着け剣」一背に小銃に着剣する観閲部隊。


「国旗入場」徒歩で国旗が入場し、その後音楽隊による国歌吹奏のもと国旗に対し敬礼が行われました。


音楽隊による「巡閲の譜」吹奏のもと、石橋一等陸佐による巡閲が行われました。

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