野外炊具1号(改)。需品器材で、200人分の主食および副食が約45分以内に調理できます。災害派遣等でも炊き出しに利用されています。野菜調理機が外された状態で展示されてました。


野外入浴セット2型。需品器材で野外において軽易に入浴を実施する装備品です。災害派遣等にも活躍しています。暖簾は「ゆ」の一文字だけでしたが、傍に「練馬の湯」と染め抜かれた幟が立ってました。


除染車3型(B)。旧型の大型トラックベースです。化学器材で地域、施設等の大規模な除染に使用します。


化学防護車(B)。化学器材でガス等の汚染地域内を自由に行動できる装輪装甲車です。車体前面の四角い板は中性子防護板ですが、これを装着しているものは初めて見ました。

00式個人用防護装備。化学器材で身体を完全に覆い、有毒ガス、液滴および空気中を浮遊する微粒子上物質から全身を保護するために使用します。


人命救助システムの拡張式コンテナセット。


野外手術システム。手術車、周術車、手術準備車などが展示されていました。

手術車内部。野外における初期外科手術および応急治療に使用され、1日約12人の手術が可能です。


手術準備車。


軽装甲機動車。イラク派遣部隊仕様で、迷彩塗装ではなくオリーブドラブ一色です。車上の防弾板が国内の部隊配備の物と異なっています。


高機動車。イラク派遣部隊仕様です。


96式装輪装甲車、イラク派遣仕様。こちらもオリーブドラブ一色塗装で、運転席上に風防を装備。武装は40mm自動てき弾銃を搭載しているようです。


特大型ダンプ。74式特大型トラックをベースにしています。


衛星単一通信可搬局装置JMRC-C4。衛星を中継した音声およびデータ通信に使用します。


92式浮橋。渡河器材で、積載した浮体を河水・河川に降ろして橋梁等を架設し、戦車を含む重車輌を迅速に渡河させるための装備です。


92式浮橋、運搬車の上に乗っているこのでっかいカマボコみたいなのが橋節です。これを河に降ろして開き、何個かつないで橋にします。


91式戦車橋。渡河器材で、小流や地隙等に迅速に架設して戦車を含む車輌等を優かさせるための装備です。


施設作業車。築城建設器材で、75式ドーザの後継として第一線部隊の機動を支援するための装備です。


88式地対艦誘導弾。航空自衛隊の80式空対艦誘導弾ASM-1をベースに開発された地対艦ミサイルで100km以上の射程を持っています。


88式地対艦誘導弾を後ろから。運搬車には6発のキャニスターを搭載できます。


多連装ロケットシステムMLRS。野戦特科部隊の装備するロケット兵器で、遠距離から広域目標を瞬間的に撃破する事を目的としています。


03式中距離地対空誘導弾。地対空誘導弾改良ホークの後継として調達が進んでいる純国産の地対空誘導弾です。


99式自走155mm榴弾砲。自衛隊の保有する最新の自走榴弾砲です。


99式弾薬給弾車。99式自走155mm榴弾砲の弾薬および装薬を給弾するための装備です。木が思いきり邪魔してて、前方向からの写真が取り辛かったです・・・。


155mm榴弾砲FH-70。北海道以外の野戦特科部隊で主力の牽引式榴弾砲です。


96式多目的誘導弾システム。地上戦闘において敵戦車等を撃破するとともに、対上陸戦闘において達着前の敵上陸用舟艇を撃破することなどを目的としています。


89式装甲戦闘車。普通科部隊が装備し、戦車と一体となった行動をおこなうために使用され、搭載された35mm機関砲と誘導弾発射装置により戦車の行動を支援できます。


74式戦車。退役が進んでいますが、まだまだ陸上自衛隊の主力戦車です。後継の新戦車TK-Xが2010年度の装備化を目指して開発中です。


90式戦車。現在の陸上自衛隊の顔とも言える装備ですが、北海道の部隊以外では富士教導団の戦車教導隊と武器学校でしか見る事ができず、西日本在住の私たちにはいまひとつなじみが薄いです・・・。


74式戦車と90式戦車による動作展示。姿勢制御をしたり砲塔を旋回したりしてました。

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