観閲官式辞。「自衛隊にかせられる責務がますます増大する状況の中で、我々隊員一堂は国民の皆様、なかんずく四国の皆様のご期待に応えるべく、第14旅団および善通寺駐屯地の戦力化に努力をしている。訓練によってあらゆる事態に柔軟に対応でき、規律厳正、団結強固、志気旺盛で活気がみなぎり、かつ地域の人々に信頼される四国の郷土部隊を目指す」と述べられました。


香川県知事、真鍋武紀氏による来賓祝辞。「昨年の旅団改編とともに、香川県と災害派遣協定を締結していただいた事は、私共にとって真に心強い。また一昨年の国民保護法成立にともない、県や各市町においてもその具体的仕組みを定めた国民保護計画を作成するので、自衛隊に対する期待と関心は一段と高まっている。国の防衛と安全はもとより、安全で安心な郷土づくりに一層のご支援を賜りたい」と述べられました。


「観閲行進の、体勢をとれ!」観閲部隊指揮官の号令のもと、観閲部隊が退場。写真は退場する第14音楽隊。


退場する普通科連隊。


観閲行進では第15、50両普通科連隊および第110教育大隊の徒歩行進があるのですが、この時音楽隊が演奏したのは行進曲「扶桑歌(陸軍分列行進曲/抜刀隊)」でした。長らく陸上自衛隊の公式行進曲として使用されてきた最高にカッコイイ行進曲なのですが、ここ数年は徒歩行進というと「大空」や「凱旋」といった曲が使われていたので、ほんとに久しぶりに聴きましたよ。まぁ、この曲を聴いて「おぉ〜!」と感嘆したのは多分マニアだけだと思いますが。(^^;
アトラクションでは第14偵察隊オート班によるオートバイドリルと第14音楽隊の演奏が行われました。オートバイドリルというのは初めて見ましたが、なかなか見応えのあるものですね。第14偵察隊の練度の高さをしっかりアピールしていましたよ。


観閲部隊指揮官、第14旅団副旅団長兼ねて善通寺駐屯地司令、小松宏行一等陸佐。軍人然とした、なかなか凛々しい顔をしておられます。


観閲行進の先頭は第14音楽隊。「第14旅団歌」を演奏しながら行進。


第14旅団が警備担当区域とする、四国4県の県旗が行進。まずは香川県旗。


続いて徳島県旗。


愛媛県旗。


高知県旗。


観閲部隊の先頭は観閲部隊指揮官、小松一等陸佐の搭乗する82式指揮通信車。


旅団幕僚の搭乗する73式小型トラック。


旅団最先任上級曹長の搭乗する73式小型トラック。


第15普通科連隊長、広塚一等陸佐の搭乗する82式指揮通信車。


第15普通科連隊幕僚と最先任上級曹長の搭乗する73式小型トラック。


第15普通科連隊の徒歩部隊の行進。第1中隊。


第15普通科連隊/第2中隊。


第50普通科連隊長、石橋一等陸佐の搭乗する82式指揮通信車。


第50普通科連隊幕僚と最先任上級曹長の搭乗する73式小型トラック。


第50普通科連隊/第1中隊。


第50普通科連隊/第2中隊。

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