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〈護衛艦「ちくま」搭載のハープーンキャニスター 030517.阪神〉 |
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全長 | 4.57m(ブースター付) |
直径 | 34cm |
重量 | 667kg(ブースター付) |
射程 | 約90km |
誘導方式 | 慣性誘導・電波高度計+アクティブ・レーダーホーミング |
製作 | 輸入 |
備考 | 1977年度護衛艦から装備を開始した、米海軍制式の全天候型亜音速巡航艦対艦誘導弾。当初、空対艦用として開発されたが、ブースターを付ける事により水上艦艇や潜水艦からも発射ができるようになった。水上艦搭載型の物をRGM-84、航空機搭載型の物を AGM-84、潜水艦搭載型の物をUGM-84と呼ぶ。水上艦搭載型のハープーンは筒状のキャニスターに収められた状態で、艦の左右両舷に各4発、計8発を搭載できる。艦から発射されたハープーンはロケットブースターにより上昇し、巡航速度に達するとブースターを切り離してターボジェット・エンジンを作動させて、中間誘導装置と高度検知装置の指令によって海面すれすれをマッハ0.85の速度で飛翔、最終誘導はアクティブ・レーダーホーミングで、目標をロックオンするとホップアップ運動を行って、上空から約7度の角度で目標に突入する。米海軍のデータによると95%の命中率という。 |