空対艦誘導弾 ハープーン


〈第1航空群(鹿屋航空基地) 040429.鹿屋〉

諸元・性能
全長 384cm
直径 34cm
コントロールフィン幅 91cm
ウイング幅 91cm
重量 522kg
推力 ジェットエンジン
誘導方式 慣性誘導+レーダー・ホーミング
製作 輸入
備考 P-3Cなどに搭載する対艦攻撃用のミサイル。ハープーンには航空機発射型、水上艦発射型、潜水艦発射型の3種類があるが、このAGM-84は航空機発射型である。航空機から発射された後は、ジェットエンジンに点火して、高空巡行もしくは低空巡行(シースキミング)で目標へ向かって飛行する。高空巡行の場合は空気密度の低い高空を飛行するため射程が長くとれ、敵艦の防空圏内に自機を近付けずにすむが、飛行するミサイル本体が発見されやすく被迎撃率が高くなる。逆に低空巡行の場合は敵からの発見率は低くなるが、空気密度の高い低空を飛行するため射程が短くなり、自機も敵艦により近づけなくてはならないという。このようにそれぞれのメリット・デメリットがあるが、通常は低空巡行が行なわれる。射程は120〜200kmと推察される。


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