81式 短距離地対空誘導弾


〈第8基地防空隊(築城基地) 030720.防府北〉

諸元・性能(誘導弾)
全長 約2,700mm
直径 約160mm
最大スパン 約600mm
重量 約100kg
最大速度 約マッハ2.4
最大射程 約7km
多目的対処能力 同時2目標、連射可能
製作 東芝
備考 地上システムのフェーズド・アレイ・レーダーと、ミサイル本体の赤外線パッシブホーミングを組み合わせた固体ロケットモーターによる野外防空ミサイル。レーダーを搭載した射撃統制装置1基と発射装置2基からなる。陸上自衛隊の高射特科が保有する81式短SAMとまったく同型と思われる。この状態で公道を走っていたら見分けがつかない感じだが、車両に迷彩塗装が施してあるか否かで判別できそうだ。航空自衛隊では1983年から航空基地の防空用として基地防空隊に配備している。
後継装備として陸上自衛隊の「11式短距離地対空誘導弾」と共通仕様の「基地防空用地対空誘導弾」の調達が進んでいる。


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左前
〈020721.防府北〉
右後ろ
〈020602.防府南〉
左側面
〈051210.新田原〉
左前
〈051009.小牧〉
ランチャー・誘導弾
(020602.防府南)
射撃統制装置・左前
(051009.小牧)
射撃統制装置・右側面
(030914.小松)
射撃統制装置・右後ろ
〈030720.防府北〉
射撃統制装置
(031116.浜松)
射撃統制装置
(051106.築城)
目視照準装置
(020602.防府南)
目視照準装置
(051009.小牧)