地対空誘導弾 ペトリオット PAC-3


〈071028.朝霞〉

諸元・性能
直径 約0.25m
重量 約320kg
上昇限度 15,000m
対弾道射程 約20km
製作 ロッキード・マーチン
備考 弾道ミサイル防衛(BMD)システムの地上配備型下層ウエポンシステムとして取得が開始されたのがペトリオットPAC-3である。第1弾が2007年3月30日に入間基地の第1高射群/第4高射隊に配備されたのを皮切りに、2010年度末までに全国の16個高射隊に配備される予定となっている。
PAC-3の実弾はそれまでのPAC-2までに比べて弾体直径はPAC2の41cmから25cmに、重量もPAC2の900kgから320kgへと小型軽量化された新設計の誘導弾で、これまで発射装置1基に最大4発だったミサイル搭載数も、キャニスター1基に対し4発の収納が可能になった事から、最大16発となった。またミサイル自体が目標補足のための電波を送受信するアクティブ誘導方式となるほか、レーダー装置の改善により目標探知距離、目標識別能力も向上した。
2009年4月の北朝鮮による弾道ミサイル発射実験(北朝鮮側は人工衛星の打ち上げと主張している)を受け、日本政府はミサイルや部品の落下に備えミサイル破壊措置命令を発令、岩手県と秋田県、ならびに市ヶ谷駐屯地、朝霞駐屯地、習志野駐屯地にPAC-3を展開配備したが、結局弾道ミサイルが日本上空を通過し日本海と太平洋に落下したことで、迎撃は見送られた。


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(071028.朝霞)
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