October.09

09年10月分の日記です。下に行くほど古くなってます。


■09.10.20 Wed  雄大なり、鳥取大砂丘

そろそろ朝夕が冷え込み始めましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。秋の行楽シーズン真っ盛りですが、我が家も先日10月11日の日曜日、ドライブがてら嫁と二人で鳥取県にある「鳥取砂丘」へ行ってきました。日本一の砂丘として有名なこの鳥取砂丘、隣県に住んでいながら今まで一度も訪れた事が無かったもので、ちょっと楽しみにして出かけました。岡山市からだと国道53号線をつきあたりまで走れば砂丘に到着できるのですが、往路は少しでも時間を節約しようと思い、ちょっと迂回ルートになりますが津山まで高速道路を使う事に。計算上ではこれで1時間は時間短縮できるはずだったのですが…。ETC1,000円効果による休日の高速渋滞を少々甘く見ていたようで、結局下の道を走るのと変わらない時間がかかってしまいました。(^^;
さて、津山ICで高速を降り、あとはひたすら国道53号を北へ走って、12:10頃ようやく鳥取砂丘へ到着。さすが三連休ということもあってか、すごい人出ですよ。駐車場はどこも満車状態で、道路には駐車待ちの長い車列ができています。市営駐車場の方はなかなか入れそうにもないので、臨時駐車場になっている土産物屋さんの駐車場へ行ってみましたが、1軒目は満車、2軒目で運良く出ていく車と入れ替わりで駐車できました。

岡山ICから倉敷JCTを経て岡山道へ。天気も上々で絶好のドライブ日和です。

しかし、 ETC休日割引きの影響か、あっというまに渋滞にはまってしまいました…。

途中、高梁SAに立ち寄ってトイレ休憩。ここ吉備高原は霧の発生しやすい土地ですが、この日もまるで雲海のように霧が立ちこめていました。

津山ICで高速を降りてひたすら国道53号を北上、智頭町を抜け鳥取市河原町に入ると、山の上に「河原城」が見えます。ここは豊臣秀吉が因幡平定の際陣を築いた場所だそうですが、この立派な天守閣は平成6年にふるさと創生事業で建てられたものだとか。

正午過ぎに鳥取砂丘へ到着。しかし駐車場はご覧の通りの大渋滞。さすが行楽シーズンですね…。

さて、早速砂丘へ足を運ぶ私達。これまで私の頭の中では「鳥取砂丘」というと「でっかい砂浜」程度のイメージしかなかったのですが、目の前に開けたその景色にびっくりしました。…砂漠みたいじゃないですか! いやー、これほど雄大なものだとは驚きです。今日は天気も良く、青空と砂丘のコントラストも実に美しいです。

鳥取砂丘については、こちらの HPが情報も多く参考になります。↓
「とっとり砂丘王国」http://sakyu.city.tottori.tottori.jp/

とりあえず海の方へ向かって歩き、「馬の背」とも呼ばれる第二砂丘列に登ってみる事にしました。第二砂丘列は端の方は緩やかな斜面になっているのですが、せっかく来たのだからと真ん中の急斜面から登頂にチャレンジ!…した結果、頂上に着いた時には息もあがってゼェゼェ言う始末。あぁ、トシだなぁ…。しかし、そこからの眺めは素晴らしい!のひとこと。しばらく雄大な景色を堪能しました。なんだろう、空と海と砂しかないのですが、とても心が豊かになるような感じでした。


砂丘へ足を踏み入れると、目の前に広がるのは空、海、砂と風のみで作られる大自然の風景でした。

とりあえず第2砂丘列の一番高いところ、標高47mの「馬の背」を目指します。ここに来るまで、なんで砂丘は「砂丘」って言うんだろう?と思っていたのですが、まさに読んで字のごとく「砂の丘」なんですね。黒い点々は全部人なんですが、いかに砂丘が大きなものかわかると思います。

「馬の背」は右側は緩やかな坂、左側は急斜面になっています。よせばいいのに、年甲斐もなく急斜面にチャレンジしてしまいました…。

ここだけ見てるとホントに砂漠のようです。気分はキャラバン隊。驚いたのは、砂にゴミが全く落ちていない事。地元の方達がいかに鳥取砂丘を大事にしているのかがわかりますね。

嫁さんの足です。(^^; 歩きにくいわけではないのですが、やっぱり砂なので足をとられます。

息を切らせて頂上まで登ると、目の前には青い日本海。絶景です。

パラグライダーの体験教室みたいなのもやってました。滞空時間はそれほど長くなさそうですが、気持ち良さそうでした。

「馬の背」から、歩いてきた方向の眺め。中央の二つの建物の辺りから、約600mといったところでしょうか。実に広いです。

「馬の背」から東の方向。なんか、日本じゃないみたいですねぇ。
鳥取砂丘へ来てやってみたかったのがラクダに乗っての遊覧です。料金が2人で3,000円とちょっとお高めではありますが、なかなかできない経験なのでぜひ、と思っていたのですが…。料金云々の前にお客さんの行列を見てあきらめてしまいました。すごい人気だなぁ。
その後はロープウェーに乗って山の上にある「砂丘センター」へ移動してお土産を購入したり展望台に登ったり、さらに昼食がてら他の土産物も物色しました。

鳥取砂丘ではラクダに乗って遊覧する事ができます。背中に乗って撮影だけ、というのもOKです。お値段はこの看板の通り。長い行列ができていたので私達は諦めたのですが、ラクダのみ撮影するのも有料、ということでラクダの写真は撮れませんでした…。

ということで、お土産に買ったラクダの玩具と、砂丘のでっちあげ合成写真でご勘弁を。(^^;

展望台行きの観光リフト乗場。料金は往復で大人1人300円です。

観光リフトはこんな感じです。ここから眺める砂丘も絶景です。頂上までは約4分半の旅。

リフトを降りると、レストランとお土産売り場、展望台などが一緒になったドライブイン「砂丘センター」に到着です。

砂丘センターのお土産売場。砂丘名物の「砂らっきょう」をはじめ、鳥取名物の梨を使ったお菓子など、豊富に揃えてありました。

展望台からの眺め。さきほど登った「馬の背」がよく見えます。

砂丘の西方向。一番奥に第1砂丘列が見えます。

帰りの観光リフトから、市営駐車場の眺め。まだまだ駐車待ちの車列が続いていますね。

道路沿いには何軒かのお土産屋さんが軒を連ねています。

お腹が空いたので、お土産屋さんのひとつ「砂丘ユニオン」さんに併設された食事処で昼食。私が頼んだのは海鮮丼、\1,000なり。刺身が大きくて美味かった!

嫁が注文したのは「カニ身入りみそラーメン」、¥900なり。麺の下にもまだカニの足がたくさん入っててビックリしました。

デザートは「梨ソフトクリーム」。爽やかな梨の香りが広がって、とても美味でした。
さて、鳥取砂丘へ来たらぜひ行ってみたかった場所がもうひとつ、それが「砂の美術館」です。この美術館は砂を使った彫刻作品を展示する野外美術館で、2006年11月から期を区切って開催されています。いま現在は今年9月から第3期として「砂で世界旅行・オーストリア編」をテーマに数々の砂像が展示されており、多くのお客さんが足を運んでいます。

「砂の美術館」のHPはこちら↓
http://sakyu.city.tottori.tottori.jp/museum/

中へ入ってみると、とても砂で作ったとは思えないような見事な彫刻の数々が展示されていました。

昼食後、もうひとつの目的地「砂の美術館」を訪れました。この大きなテントが美術館です。

入口の門柱?も砂で作ってあります。これだけ見ても、よくできてるなぁ〜、と感心。

入口を入るとすぐに「街角の風景」という作品がお出迎え。紳士がシルクハットを掲げて、こちらに挨拶しているようです。

「街角の風景」の一部分。この作品はアメリカのジル・ハリスさんおよびトーマス・クォートさんの作。よくできてますねぇ。

砂とは思えないこの細やかさ。見事です。

シンガポールのタン・ジョ・ヘンさんの作品「シュテファン大聖堂」。子供が砂浜で作るお城も、とことん突き詰めていくとこうなるのだろうか…。

ロシアのイリヤ・フィリモンツェフさんの作品「マリア・テレジアと音楽家」。オーストリアの偉大なる女帝、マリア・テレジアが見事に再現されています。

「マリア・テレジアと音楽家」から視線を上に移していくと、イタリアのレオナルド・ウゴリニさんの作品「ベルヴェデーレ宮殿」。「マリア・テレジア」とひとつの風景になるように作っているみたいです。

中国のヤン・リドンさんの作品「カールス教会」。柱なども細かく作ってあります。やはり砂なので、ちょっとひび割れているところも…。

個人的に一番気に入った作品です。ロシアのアレクセイ・ディヤコフさんの「弦楽四重奏」。デザイン的にもとても美しいですね。

イタリアのアレッサンドロ・ヴォノパーネさんの作品「ウィーン国立歌劇場」。建築物系の作品はホントに細やかに作ってありますね。すごい。

美術館の中央は一段低くなっていて、そこにアメリカのトーマス・クォートさんと中国のチャン・ウェイカンさんの作品「オペラ座舞踏会」があります。意図したものかどうかはわかりませんが、この作品と「マリア・テレジア」「ベルヴェデーレ宮殿」で宮廷舞踏会のようなひとつの風景に見えます。

テントの外にも作品があります。ロシアのマクシム・バスパロフ
さんの作品「馬車の旅」。こういうのって、雨が降ってきたらどうするんでしょうね? 慌ててシートを被せても、多少の損壊は免れないでしょうし…。謎だ。

日本人による唯一の作品、茶圓勝彦さんの「砂漠の民」。順路を辿っていった突き当たりにある展望デッキのすぐ傍にあります。

展望デッキから砂丘の眺め。

こういう眺めのいい場所にありがちな、「幸せの鐘」。お子さま達が嬉しがって鳴らしまくってました…。

鳥取砂丘をあとにして、約12kmほど西にある「白兎海岸」へ立ち寄ってみました。サーファーさんがたくさん居ました。

白兎海岸そばの道の駅「神話の里 白うさぎ」にある「大国主命と因幡の白うさぎ」の石像。有名な神話「因幡の白うさぎ」の1シーンを象ったものです。この姿、どこかで見た事があると思ったら…航空自衛隊美保基地の第403飛行隊のマークですね。→第403飛行隊マーク

道の駅「神話の里 白うさぎ」には本物のウサギの名誉駅長が居ます。公募によって付けられた名前は「命(みこと)」君というそうです。

さらに国道9号を西へ進んで、道の駅「はわい」へ立ち寄ってみました。日本テレビ系列で放送中の「秘密のケンミンSHOW」で、「日本なのにハワイ?」的に紹介された旧 東伯郡羽合町(現在は合併して東伯郡湯梨浜町)にあります。

道の駅「はわい」の展望台から眺めた夕日。日没の瞬間には間に合いませんでしたが、なかなか美しい景色でした。中央に見えるのは大山…かな?
さて、そんなことで鳥取砂丘を後にし、途中白兎海岸などに立ち寄りながら、倉吉から蒜山を抜け帰路につきました。
蒜山ICから高速に乗ったのですが、ここでもやはりETC休日割引きの影響で大渋滞…。高速道路なのに、低速どころか車が停まる状態ってどうなのよ、とちょっとうんざり。いやー、ETC1,000円でこの状態だと、いま政府がぶちあげている高速道路無料化なんてのが現実化したらどうなっちゃうんだろう。休日なんかは大変な事になるんじゃないのかな…。ようやくのろのろと車が流れ出したと思ったら、路上の電光表示板にこの先も渋滞5km、とか表示されていたので、途中の落合ICで高速を降りてひたすら下道を通って帰りました。あのまま高速道路で帰るよりは早く帰宅できたと思います。たぶん。
ということで、大変疲れましたが砂丘の雄大さに心癒された1日でございました。

さらに西へ進んで道の駅「北条公園」にも立ち寄ってみました。遅い時間だったので道の駅は営業終了していましたが…。ここからは、巨大な風車が何基も見えます。なかなかのどかな風景でした。

■09.10.03 Sat  おかげさまで10周年


 そろそろ日中の日射しも柔らかくなり、秋の訪れを感じ始めた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。おかげさまをもちまして、当「ギャラリーらいとういんぐ」もこの9月29日で開設10周年を迎える事となりました。ネットの世界に片足を突っ込んで間もない頃に始めたこのホームページ、当時はまさか10年も続くとは考えてもみませんでした。我ながらよく潰れもせずやって来れたもんだと思います。これもひとえに、当サイトを訪れてくださる皆様のご支援の賜物でございます。心より感謝申し上げます。
 さて、今やすっかり自衛隊ファンサイトとなってしまった当サイトですが、開設当初はイラストサイトとして立ち上げました。今も「イラストギャラリー」というコンテンツを当時の名残りとして残していますが、最初のうちは1日のアクセスも5〜10程度で、しかもそのうち3くらいは自分、というとんでもない引きこもりサイトでございました。( ̄▽ ̄;; 何件かのサーチに登録してはみたものの、なにがしかのジャンルで同人活動をしていたわけでもなく、ただ自作したヘタ絵を垂れ流すだけの状態でしたので、それも仕方のない事ではありました。
 その状況が少し変わったのは、2000年にイラストサークルである「おねーさま同盟」に参加した頃です。同盟のCD-R画集に寄稿させていただいたり、月替わりでお題の出される「Monthly Gallery 」に参加させていただいたり、主催者の Takeさんはじめ同盟の皆様には大変お世話になりました。当時はイラストを描く事が本当に楽しく、同盟の皆さんと盛り上がれる事が非常に心地よかったものです。同盟を通じて交流が広がり、アクセス数も次第に増えていった事には大変感謝しております。今ではすっかり絵は描かなくなってしまいましたが、また将来的に時間がとれるようになったら再チャレンジしてみたいなぁ、という願望はほんのりと持っています。
 イラスト描きと平行して、サブコンテンツ的な扱いで更新していたのが「自衛隊基地祭レポート」でした。もともとのミリタリー好きが高じて年に数回程度、自衛隊の航空祭や駐屯地祭に出かけていたのですが、2002年頃から本格的にこちらの趣味に没頭していく事になります。次第にイラストサイトから自衛隊ファンサイトへ傾向が変わっていったのもこの頃だったと思いますが、そのうち、ただ一方的に基地祭のレポートを掲載するだけではなく、訪れてくれた人に対して何か情報発信はできないか、と考えるようになりました。自分がネットをどういう目的で利用するのかを考えた時、やはり「情報を集めるため」というのが一番大きな理由でした。であれば、同じように「自衛隊について調べたい」人達に対する情報源となるような、そんなコンテンツを作ってみよう、そうする事でさらにたくさんの人が見に来てくれるのではないか、と考えて手掛けたのが、現在当サイトのメインコンテンツとなった「基地祭に見る自衛隊装備品図鑑」および「自衛隊イベント情報」でした。自分で言うのもなんですが結果的にこの目論見は成功し、この頃から当サイトへのアクセス数も飛躍的に伸びていくことになります。「訪れてくださった方の役に立つコンテンツ作り」を念頭におき、さらに「基地祭レポート」にも力を入れる事で、当サイトも2004年頃にはすっかり「自衛隊ファンサイト」に様変わりをしておりました。イラストを描かなくなった事への一抹の寂しさもありましたが、後悔はたぶんしてなかったと思います。
 結果的にイラストサイトから自衛隊ファンサイトに鞍替えしたことで、いろいろな事がありました。大きなところではトップページでも紹介しているように、いくつかの書籍に写真を提供させていただいたこと。特に河出書房さんの「自衛隊完全読本」では表紙にも写真を使っていただき、いち自衛隊ファンとして無上の喜びを感じるところです。また細かいところでは某基地の基地祭パンフレットや、PKO派遣部隊が現地において「日本の自衛隊」を紹介するにあたり写真を提供させていただいたこともありました。さらに自衛隊グッズの製作を手掛けておられる(株)キトープリント様には、毎年製作されるカレンダーに写真を使っていただいたりしております。このように当サイトが微力ながらも何かのお役に立てているという事、またこういった成果を残せたという事は、いち自衛隊ファンとして大変嬉しく、ありがたい事だと感謝しております。
 しかし、何よりこのサイトをやっていて良かったと感じるのは、多くの仲間と出会えた事、これに尽きると思います。実際に知り合いになった人から、ネット上の交流だけという人も居ますが、サイトを通じて趣味を語り合う事のできる仲間を得た事は、自分にとって何よりの宝だと感じています。
 現在、当サイトへは1日平均370程度、多い時では500近いアクセスをいただいております。開設当初の引きこもりっぷりに比べるとずいぶん成長したものだなぁ、と自分でも思います。(^^  「2ちゃんねる」でいわれのない中傷を受けた事はありますが、当サイト自体はこの10年のあいだ荒らされる事もなく、平穏無事に和気藹々と運営を続けてこられた事には、ただただ感謝するのみです。
 開設当初はこのサイトが10年続くとは思っていませんでした。今から10年後にまだ続けていられるかどうかはわかりませんが、根気の続く限りはのんびりペースででも運営していきたいと思っております。これからもどうぞ、当サイトが皆様にとって居心地の良い交流の場であり続けますよう、あたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。

■09.10.02 Fri  まきばの館

先月のシルバーウィーク、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。私はどこへも出かけず家でゴロゴロするぞ!てな予定だったのですが、嫁さんの「どっか連れてけ」オーラに気圧され、9月22日(火)にドライブがてらお出かけする事にしました。ニュースを見てると高速は大渋滞らしいので、お手軽に近場で済ませよう、てな事で岡山県北にある「まきばの館」というところに行ってきました。お気に入りのCDをかけながらのんびりドライブ、これで天気が良ければ文句なしなのですが、前日まですっきりした晴天だった空模様が、この日は残念ながらどんよりと曇り。これも私の日頃の行ないが悪いせいか…。
13:00頃、目的地である「まきばの館」に到着。ここは久米郡美咲町にある岡山県総合畜産センター内に設けられた施設で、1万株のラベンダー畑や動物とのふれあいが売りの、憩いの場です。
「まきばの館」さんのHPはこちら↓
http://www.cyerry.net/~makiba/

国道53号を北へ向かって進み、途中でちょっと寄り道。美咲町にあるJR津山線亀甲(かめのこう)駅の駅舎です。駅名にちなんで駅舎が亀の形をしています。目のところが時計になっていて、なかなかユニークです。

国道53号から国道429号へ入り、看板にしたがって山間部を進んで、今回の目的地「まきばの館」へ到着しました。

とりあえずお腹が空いたのでレストランへ。入口には牛乳を運ぶ用?の馬車が置いてあります。

入口から階段を降りたところがレストランと売店になっています。なかなかお洒落な雰囲気です。

せっかくなので、開放的なオープンデッキで食事をいただく事にしました。
とりあえずお昼時、お腹もすいていたのでレストランへ。そんなに暑くもないし、せっかくなので眺めの良いオープンデッキで食事をいただくことにしました。
注文したのはこちら→
メルトサンド、ハム、ソーセージ、ヨーグルト、ハーブチキンの唐揚げ、スープなどすべてが自家製という「まきばランチ」¥1,100。ハムもソーセージも唐揚げも美味でしたが、なんといってもチーズがたっぷり載ったメルトサンド、これが絶品に美味い!いやー、これは久々に当たりでした。
さて、お腹もいい感じにふくれたし、ここ「まきばの館」ではソフトクリームも有名だそうだから、それをデザートにいただこうか。という事で売り場へ行ってみたのですが、そこには無情にも「ごめんなさい、本日はソフトクリーム売り切れました」の貼り紙が。なんてこったい、とっても残念だー! まぁ、それだけ美味しいソフトクリームだという事ですね。次回来た時にはぜひ食べよう。

今回いただいた「まきばランチ」です。このボリュームで1,100円。すべて自家製の新鮮素材を使っているそうです。メルトサンドが激ウマ!

正門を入って右手側には工房棟があります。ミルク工房、ハム工房、ケーキ工房などがあり、それぞれの製作過程を外から見学できるようになってます。

この日はミルク工房だけ稼動していました。ヨーグルトをカップに充填する様子が見学できました。
その後は腹ごなしに園内をお散歩。動物とのふれあい広場があったりアスレチックがあったり、家族連れでのんびり過ごすにはとても良いところですね。特にラベンダーの季節である6月頃は一面紫の絨毯になって非常に見応えがあるのではないでしょうか。

食後に園内の散歩に向かいました。広い敷地内にカフェ、ラベンダー畑、ハーブガーデン、ふれあい動物広場などがあり、その向こうには広大な牧場が広がっています。

ふれあい動物広場ではニワトリやうさぎの姿が見られました。うさぎは土管の中に隠れたままで、外に出てきませんでした。このニワトリはなぜか穴の中にうずくまってましたが…もしかして卵あたためてる?

他にもウコッケイなんかも居ました。ふれあい動物広場では乗馬体験もできるという事で時間があったら試してみようと思っていたのですが、乗馬クラブの「アシュバル」さんは5月に移転してしまい、現在馬(ポニー)は居ないんだそうです。残念。

羊も2頭居ました。ニュージーランド原産の「コリデール」という種類だそうです。

同じ柵の中に山羊も居ます。白い方は「ザーネン」という種類だそうですが、手前のは判りません…同じ種類かな?

「まきばの館」には広大なラベンダー畑があります。見頃となる6月頃には紫色の絨毯が見られるそうです。

ハーブガーデンにはローズマリーなど多種のハーブが植えられていました。

園内にはこのような小川が流れており、せせらぎの音に心も癒されます。

敷地内には展望台や、このようなフィールドアスレチックなどもあります。家族連れで過ごすのには良いかもしれませんね。
帰りは国道180号を通り、途中の新見市にある「絹掛の滝」へ立ち寄ってみました。今夏は雨が少なかったせいか、あまり水は流れていませんでした。

「絹掛の滝」の滝壷にはこのように滝登りをする鯉の彫刻があります。水量の多い時なら滝を登っているように見えるのでしょうが…水が流れてないので岩にへばりついているようにしか見えないですね(^^;
てなところで、帰りがけにソーセージやシュークリームなどをお土産に購入し、「まきばの館」を後にして、またのんびりドライブしながら帰路につきました。
お天気はイマイチでしたが、なかなか楽しいドライブでした。

今回お土産に購入したシュークリーム。写真だとわかり辛いですが、普通のシュークリームの倍くらいの大きさがあるジャンボシュークリームです。味ももちろん一級品です。