October.01

01年10月分の日記です。下に行くほど古くなってます。

■01.10.15 Mon  怒りのアフガン。(内容と関係なし)
 米英両軍によるアフガン空爆が始まってからしばらくになります。9月11日のテロ発生以来、世界がどんどん悪い方向へ進んでいるような感じがして時々背筋が寒くなる今日このごろ。アルカイダのスポークスマンは米英に対する報復テロを公言し、パキスタンでは大規模な反米デモが勃発、死傷者まで出る騒ぎになり、米寄りな態度をとるムシャラフ政権に対してこのままでは内戦に発展しかねない勢いになっております。アメリカでは炭疽菌による死者が出て、テロの可能性が疑われています。日本国内でも在日米軍基地では最高レベルの警戒体勢が敷かれ、沖縄には警察の機動隊が増派されたとか。いまにも暴発しそうな緊迫した空気が国内を覆いつつあるような、いや〜な感じがします。湾岸戦争の時ですら、こんなまとわりつくような不安は感じた事はなかったと思います。まぁ、あの時はなんとなく対岸の火事のような雰囲気だったし、敵も目に見えるイラク軍だったし。でも今回は違う。日本も巻き込まれる可能性がある。敵は目に見えない。ある日気がついたら自分が炭疽菌に侵されていたなんてこともあるかもしれない。テロリストは敵の軍隊ではなく、敵の国家そのものを攻撃対象と見なして軍民の別なく殺戮する。そしてそれに対して日本の備えはあまりにも脆弱な感じがします。原発の警備は万全なのか?生物兵器に対するワクチンは数があるのか?ガスマスクは支給しなくてよいのか?・・・・ま、今回に限ってはテロリストがイスラム過激派ということもあって、日本はまず標的外でしょう(と思います)。親米国家とはいってもキリスト教国ではないしアフガンの爆撃に参加しているわけではないし。とはいえ、テロに対して備えておく事は決して無駄な事ではないと思うのですがどうでしょう?世界情勢がこうも不穏なものになってしまっている以上、危機はいまそこにある、と考えた方が無難ではないでしょうか。国や自治体が何も言わなくても、ガスマスクくらいは個人で購入しておくべきかもしれませんね。
 ところで、今回のテロ事件とそれに対する報復攻撃で、ワタクシが如実に被害を被っている事態が生じております。自衛隊の駐屯地祭、航空祭がのきなみ中止になっているのです。今年は陸自では伊丹、海田市、米子、三軒屋、空自では築城に行く予定でしたが、このうち伊丹と築城は中止になっております。空自は築城だけでなくほぼ全ての航空祭が今年度は中止になったようです。なんたることか。(T□T おのれにっくきテロリスト、お前らのせいで俺の楽しみが奪われてしもうたやないか!・・・などとこんなところでテロに対して怒りを募らせるあたり、まだまだワタクシの周りは平和なのかもしれませんね。