July.00

00年7月分の日記です。下に行くほど古くなってます。

■00.7.31 Mon  ムカツク。
 暑い日が続いております。皆さん夏バテなどしていらっしゃいませんでしょうか。
 ワタクシは通勤にJRを利用しておりますが、乗車駅でいつも一緒になる乗客の中に、大変にムカツク女がおります。年の頃は30歳くらいでしょうか。遠目に見ると、お?美人?てな感じなのですが、近くで見るとかなりがっかりさせられるような人です( ̄▽ ̄;。ま、そんな事はどうでもいいんですが、このバカ女はまことに腹ただしい事に、自分が一番に列車に乗り込まなくては気が済まないようなのでありますな。乗車口で並んでいる人の後ろから追い越してくるのは当たり前、ひどい時はわざわざ遠くから小走りに突進してきて、横から割り込んできます。今日も乗車口で一番前に立っていた女子高生を押し退けて、自分が一番に乗り込んでいきました。(しかも降りる人を待ったりしない)押し退けられた彼女は思いっきり睨んでおりましたが、そんなことはお構いなしです。ワタクシも何度同じ目にあったかわかりません。最近は並んでいる列から身体半分ずらして、このバカ女の突進してきそうなコースをブロックしたりしておりますが、そうすると反対側へ廻って割り込んでくるので、あまり効果はありません。(^^; このバカ女がおとなしくブロックされて、しぶしぶワタクシの後ろへ並ぶのは、よっぽどタイミングのいいときでないとありえないのです。
 しかし最近、なぜこのバカ女が一番に列車に乗り込みたがるのか、ようやく理由がわかりました。こいつはどうやら「意地でも座りたい」らしいのですな。ワタクシの乗っている列車は通勤、通学時間から少し外れてはいるのですが、車両が2輛しかないので、車内は満員状態で、立っている人が非常に多いのです。が、たま〜にひとつふたつ席が空いている事があって、ヤツはそれを狙っているらしいのでございますよ。一番に乗り込んでいって車内の人をかき分けながら空いてる席を探しに徘徊し、どこも空いてないとわかると、実にイヤそ〜な顔をして戻ってきて、乗車口近くのステップに座り込む。だいたい毎日このくり返しです。で、この間あまりにあきれてしまったヤツの行動がありまして。終点のひとつ手前の駅で、ワタクシの前に座っていた学生さんが一人降りていったのでありますよ。その時ワタクシの隣には同じく吊り革を持って立っていたおじいさんがおりまして。おじいさんがその席に、やれ座らせてもらおうかい、と身体を動かしかけたその時! ステップのところに座っていたバカ女がいきなりおじいさんの脇から割り込んできて、その席に座ってしまったんでありますな。席を横取りされたおじいさんはキマリ悪そうに、また吊り革を握りましたが、いや、呆れてモノが言えないとはこの事です。バカ女は、ああやっと座れたわ。まったく最初から座らせなさいよね、てな顔でハァ〜っとため息ひとつ。この駅は終点のひとつ手前。終点まであと3分という距離なのです。このバカ女はきっと自分のやっている事があつかましい事だという認識はないのでしょう。
 口に出して非難するとヒスを起こされそうなので、今後も地道にブロック戦法を続けていきたいと思いますです、はい。
 ムカツク話になってしまったので、もうひとつ、今度は心なごむお話を。中国地方には「DEODEO(デオデオ)」という家電量販店があります。このDEODEOが展開しているコンピューター関連商品の専門店に、「DEODEO Com City」というお店があり、ワタクシもしょっちゅう利用させていただいております。先日、この「DEODEO Com City」にCD-Rを買いに行った時の事でございますよ。
 ワタクシの購入したのは700MBのSONYのケース付きCD-R10枚セットでございました。お値段は1,280円。ワタクシは同店のカード会員なので64円の値引きがあり、その上で消費税込みで1,276円でしたので、5,000円札をレジのお兄さんに渡しましたですよ。
「5,000円お預かりします、3,724円のお返しです。」
お兄さんはそう言ってワタクシにお釣りを渡して下さいました。が。彼が渡してくれたのは小銭ばっかり、724円分。漱石さんが3枚足りないのでございますな。きっと、先に小銭だけ渡して後からお札を出してくるのだろう、と思ったワタクシは、そのまま右手を差し出しておりましたよ。ところが、お兄さんはそこで止まったまま、不思議そうにワタクシを見ております。しばらく二人して見つめ合ってしまいましたが、ワタクシが
「あの、3,000円・・・」
というと、
「あっ!失礼しました!Σ( ̄□ ̄;;;;」
とあわてて3,000円をレジから出しました。どうやら彼は724円を返した時点ですっかり終わったつもりになっていたようです。( ̄▽ ̄;いや、ワタクシも100円や200円ならそのまま笑いの種にして帰るところなんですが、さすがに漱石さん3枚は痛い。きっとお兄さんも連日の暑さのせいで少々ボケが入っていたのでしょうな。久しぶりに笑わせていただいたひとときでございました事ですよ。