|
〈第5術科学校/飛行課(小牧基地)#35-5866 051009.小牧〉 |
乗員 | 2人 |
全長 | 12.1m |
全幅 | 10.5m |
全高 | 4.1m |
全備重量 | 4.4t |
エンジン | 1基 名称:J3-IHI-7B 推力:1,400kg 形式:ターボジェット・エンジン |
最大速度 | 約850km/h(約462kt) |
航続距離 | 約1,500km(約810nm) |
製作 | 機体:富士重工 エンジン:石川島播磨重工 |
備考 | 国産初のジェット練習機T-1Aはエンジンが英国製だったが、T-1Bは石川島播磨重工製のJ3エンジンを搭載した事で純国産の練習機となった記念すべき機体である。T-1Aとの相違は、翼下に通常補助タンクを搭載していない点くらいで、外観上はほとんど同じになっている。国産のエンジンを積んだ事で速度、航続距離など若干性能が落ちている。22機が生産されたT-1Bも、2006年3月3日、小牧基地において第5術科学校飛行課によるラストフライトが行なわれ、その後9日に行なわれた浜松基地でのセレモニーをもって全機退役となった。最後のT-1部隊となった第5術科学校飛行課は3月27日をもって整理されたが、795名の要撃管制官の養成と10万時間を超える連続無事故飛行時間を記録した。 |