昼間はまだ多少の暑さが残るものの、夜はめっきり涼しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて、先日9月13日(土)・14日(日)の2日間、嫁と一緒に和歌山県の白浜へ小旅行をしてまいりました。
13日早朝の新幹線で岡山から新大阪へ、そこから「特急くろしお1号」に乗り換え南紀白浜を目指す、約3時間半の列車の旅です。お天気がちょっと心配だったのですが、大阪付近までしとしとと降っていた雨も、和歌山へ近付くにつれ次第にあがり、白浜へ到着する頃には晴れ間がのぞくほどに回復していました。
10時過ぎに白浜駅へ到着後、まずは本日メインの目的地である「アドベンチャーワールド」へ移動。ここは動物園と水族館、遊園地などが一緒になったテーマパークで、いまや白浜といえばアドベンチャーワールド!と言っても過言ではないほどの有名スポットです。以前勤めていた会社の社員旅行でも訪れた事があり、私にとっては約13年ぶりの再訪となりました。 |

新大阪駅から特急「くろしお1号」に乗り、南紀白浜へ。 |
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「くろしお1号」での旅は片道2時間30分の長丁場になるので、ちょっと奮発してグリーン車を確保して快適な旅を楽しみました。 |
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10:10、白浜駅到着。ここからはバスで移動します。 |
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アドベンチャーワールドへ到着。入園料は大人1人¥3,800です。 |
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「海獣館」の主、ホッキョクグマ。2頭いました。 |
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「海獣館」でラッコやホッキョクグマを眺めたり「サファリワールド」で野生動物を見物したり、「パンダランド」では双児の子パンダ「愛浜」「明浜」の愛らしい姿に癒されたり、丸1日アドベンチャーワールドを堪能いたしました。以前訪れた時にはマリンワールドの方にオルカが居たので今回も楽しみにしていたのですが、数年前に亡くなっていたそうで、それだけがちょっと残念でした。
アドベンチャーワールド公式HP↓
http://www.aws-s.com/index.html |
なにやら翼を広げてふんぞり返ったポーズを決めるヒゲペンギン。ペンギンはとにかく数も種類も多かったです。 |
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食事タイムで、イカをほおばるラッコ。ラッコの習性である貝の殻を岩で割って食べる仕草も見られました。 |
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こちらはお隣のペンギン王国で飼育されているラッコの子供。今年の4月下旬に誕生したばかりだそうです。大人になると左の写真のように頭の毛が白くなるのだとか。 |
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マリンワールドはちょうどショーの合間だったので、通り過ぎるだけにしました。 |
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パンダランドにて、お母さんパンダの「梅梅(メイメイ)」。 |
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おそらくアドベンチャーワールドいちの人気者、双児子パンダの「明浜(メイヒン)」と「愛浜(アイヒン)」。一生懸命ササを食べる様子がラヴリーでした。(^^ |
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実は私達の訪れたこの日の早朝、当園生まれのパンダ「良浜(ラウヒン)」が双児の赤ちゃんを産んだとのホットなニュース。翌日の新聞で知り、びっくりしました。 |
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次に「サファリワールド」にて野生動物の見学。これは「ケニア号」というサファリツアー用の乗物。乗車は無料ですが、スーパーシートは別途¥500かかります。約25分でサファリを1周します。 |
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これはレンタルのファミリージープ。これぞサファリツアー、といった感じですね。時間制限はありませんが、定員5名で1台¥10,000とちょっとお高め。 |
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私達が乗ったのはこの「スカイアドベンチャー号」。約35分でサファリを1周します。1階席は1人¥1,000、パノラマシートの2階席は1人¥1,500ということで、せっかくなので2階席に座りました。 |
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まずは草食動物ゾーンから見学。公式HPによればここには18種類の動物がいるようです。これは「チャップマンシマウマ」。左下の子供が可愛いですね。 |
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テラスでお客さんと触れあうキリン。手前が「アミメキリン」、奥が「マサイキリン」と思われます。 |
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どっしりした体躯と装甲のような表皮がまるで戦車のような「ミナミシロサイ」。 |
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続いて肉食動物ゾーンへ。ここへ入るにはこのようなゲートをくぐらなくてはなりません。こちらのゾーンでは10種類の動物がいるようです。 |
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いきなり登場した百獣の王、ライオン。夫婦でしょうか。檻の中からお客さんが投入するエサを食べていました。 |
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どっしりと威厳のある雄ライオン。立派なたてがみですね。 |
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こちらはスタッフが投げ入れるエサをナイスキャッチしていたヒグマ。 |
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マントヒヒのファミリー。子供が微妙に可愛いです。 |
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サファリワールドで唯一のイヌ科の動物、タテガミオオカミ。 |
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最速の肉食動物、チーター。毛繕い中です。こういう姿は猫と変わりませんね。 |
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ライオンと並ぶ肉食動物の雄、アムールトラ。精悍ですなー。 |
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珍しい「ホワイトタイガー」。美しいですね。肉食動物ゾーンでは他にも「ユキヒョウ」や「サーバルキャット」など見たい動物がいたのですが、木の陰に隠れたりしてチラ見しかできませんでした。 |
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「オーストラリアの動物」スペースにいたアカカンガルーとエミュー。 |
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サファリワールドを出て、今度は「ふれあい広場」へ。ミーアキャットが一点を凝視して固まっていました。(^^; こうやって周囲を警戒する習性があるのだそうです。 |
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同じく「ふれあい広場」のワオキツネザル。 |
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閉園までアドベンチャーワールドで過ごした後、今度は町内循環バスに乗って名勝「円月島」を見るため臨海地区まで移動。円月島は小島のまん中に丸い穴が開いた不思議な形をしており、ちょうどこの時期、沈む夕日がこの穴から差し込む様はまさに絶景なのだそうですが、残念ながらこの日は薄曇り。うっすら空が朱に染まる程度で日が暮れてしまいました。ちなみにすっきり晴れていればこんな景色が見られたそうです。↓
http://www.nanki-shirahama.com/meisyou/engetu.htm |

エントランスドーム脇にあるサファリホールの土産物売場。広い売場に多種多様な土産物が並んでいます。 |
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日が暮れる前に、名勝「円月島」へ行ってみました。お天気がちょっとアレだったのですが、晴れていれば真ん中の穴から夕陽が差し込む様子を見られたはずです。 |
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さて、今夜のお宿、「景勝の宿
浜千鳥の湯 海舟」さんへ。落ち着いた佇まいの旅館です。 |
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さて、臨海を後にして、本日のお宿である「浜千鳥の湯 海舟」さんへ。
「景勝の宿 浜千鳥の湯 海舟」さん公式HP↓
http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/index.html
ここは昨年の11月にオープンしたばかりという新しい旅館で、館内もまだピカピカ。造りは木をふんだんに使ったレトロチックな感じで、大変落ち着いた良い雰囲気のお宿でした。写真は撮り忘れてしまいましたがお料理も大変美味。お食事はこちらの寿司天麩羅三昧をいただきました。↓
http://www.hotespa.net/hotels/kaisyu/aji_meguri/index.html
私達の席についてくださった担当さんにもいろいろ気を配っていただき、まったりと食事を楽しめました。お風呂も檜の香りが漂い、旅の疲れをゆったりと癒す事ができましたよ。はぁ〜、極楽極楽・・・。 |

母屋玄関前の中庭(風の庭)も素敵な感じですね。 |
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泊まった部屋はオーシャンビューでした。写真は明けて14日朝の様子。曇っているのが残念ですが、晴れていれば素晴らしい眺望だった事でしょう。 |
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「海舟」さんはこのような「浜屋」という名の離れがあるのが特徴。それぞれの部屋に露天風呂が付いているようです。次に来る機会があればぜひ泊まってみたいですね。 |
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離れの「浜屋」をさらに奥に進んでいくと、「見晴台
望陽亭」という東屋があり、素晴らしい岬の景色を眺める事ができます。ここから見る夕陽は格別のようです。 |
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さて、明けて14日(日)。「海舟」さんを辞した私達のこの日の予定は、のんびりと白浜観光。はじめは路線バスでいろいろ巡るつもりだったのですが、思ったよりバスの本数が少ない事が判明し、ちょっと予定外の出費になってしまいますが、レンタカーを借りることにしました。白浜駅前レンタカーに電話で予約を入れてから、いったんバスで白浜駅へ移動。駅前レンタカーの担当の人からは「ダイハツのコペンという車しか空いてないです」とは聞いていたのですが、恥ずかしながらわたワタクシ、コペンがどういう車か知らなかったのですよ。で、どんな車かというと・・・ |
こんな車でした。→
小さい!赤い!なんかおしゃれ!真っ赤な車なんて、チキンな私にはこんな機会でもなければ一生ご縁がないでしょう。まぁ、せっかくなのでこれを借りて町内へ繰り出す事にしましたが、うわぁ、目立つなぁ・・・。「オープンカーにもなりますよー」と天井を開けてくれたりしたのですが、いや、すいません、オープンカーに乗れるほどハジけてないもので、天井閉めてください・・。( ̄▽ ̄;;
さて、真っ赤なコペン号に乗って白浜の観光へGO。三段壁、千畳敷、海中展望塔といった白浜の観光名所を巡りました。 |
今回、「白浜駅前レンタカー」さんでお借りした真っ赤なダイハツ
コペン。こんな機会でもなければまず乗る事のない車でしょう・・・。(^^; ともあれ、今日1日はこの車で白浜観光です。 |
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白浜の名勝、三段壁。高さ50mの断崖が見事な景観を作り出しています。 |
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三段壁の地下には、平安時代に熊野水軍が根城にしていたという「三段壁洞窟」という古跡があります。洞窟へはこの建物からエレベーターで36mほど降ります。 |
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今日は波が高く、洞窟内は押し寄せる波が生み出す水しぶきが迫力満点でした。 |
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続いてこちらも有名な名勝「千畳敷」へ。波に侵食された岩盤が不思議な光景を作り出しています。 |
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千畳敷は岩盤が柔らかいせいか、落書き被害が深刻な問題となっています。確かに、心無い観光客が刻んだと思われる落書きが至る所にありました。本当に悲しい事ですね。 |
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続いて、白浜海中展望塔へ行ってみました。沖合い100m、水深8mの海中の様子を見学できるとの事だったのですが・・・ |
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13:00頃になってお腹がすいてきたので、お昼ご飯を食べに「とれとれ市場」へ向かいました。
「とれとれ市場」HP↓
http://www.toretore.com/tore/
この「とれとれ市場」は新鮮な魚介類や特産品、土産物などが集まった海鮮マーケットで、大勢のお客さんで賑わっていました。大きなマグロの解体ショーなども行なわれていて、単に市場というだけでなく見て、食べて楽しめるスポットでした。さて、とりあえずお腹がすいたのでお昼ご飯。市場内にある新鮮な食材を使った「とれとれ横丁」という食事処で昼食GET。私は海鮮丼、嫁はイクラ丼、それにプリップリの身が詰まった海老焼きに巨大なホタテ焼きというメニュー、美味なうえ安い!昼時ということもあって大変なにぎわいでしたが、苦労して並んだ甲斐あって大変満足なひとときでございました。 |
残念ながら今日は波が高いせいか、海の中も真っ白で視界ゼロ。ときおり展望窓のそばにフグのような魚が見えかくれしている程度でした。まぁ、こういう状態だったので入場料も子供料金で入れてもらえたのですが。 |
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さて、お腹がすいたのでお昼ご飯&土産物物色のため「とれとれ市場」へ。 |
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中は新鮮な魚介類や土産物の販売店が軒を連ねています。 |
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このようなマグロの解体ショーも行われていて、その場で身を切り売りしています。 |
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新鮮な食材を使った食堂「とれとれ横丁」は、ちょうどお昼時という事もあって大変なにぎわいでした。食券を買うのにかなり並びました・・・。 |
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今日のお昼ご飯、手前が私の「海鮮丼」、奥は嫁の「いくら丼」、さらに海老焼きとホタテ焼きが各2。海鮮丼は具沢山、載っている甘エビは子持ちでした。海老焼きもホタテ焼きも大きな身で食べごたえ充分。あんまり美味しそうだったので、ついうっかり写真を撮る前に箸をつけてしまいました。(^^; |
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真っ赤なダイハツ
コペン号で白浜一周のドライブ。昨日訪れた円月島にももう一度行ってみました。 |
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その後は土産物を買い込み、真っ赤なコペン号でのんびりドライブ。日も暮れてきたので、18:30頃に岡山への帰路につきました。
自衛隊イベントではあちこちに出かけている私ですが、たまにはこうして純粋に旅を楽しむのもいいですね。白浜はまたいつか来てみたいなぁ、という感想でした。 |