陸上自衛隊 善通寺駐屯地 自衛隊創隊51周年記念行事


善通寺駐屯地祭に行ってきました!


先日9月25日、日曜日。この日香川県は善通寺市に所在する陸上自衛隊善通寺駐屯地において、自衛隊創隊51周年記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。実はこの数日前に風邪をひいてしまい前夜は38.4度まで熱の上がった私。しかし高松市在住の私にとってこの善通寺駐屯地はまさに「地元の自衛隊」です。「這ってでも行かねばならぬ」と気合いを込めた甲斐あってか、当日には熱も下がり身体の調子も上がり、割と元気に出かける事ができました。(いや、ホントはビールを1リットルほど飲んで10時間くらい寝ただけなんですが(^^;)
さて、08:30頃駐屯地正門に到着し、合流した岡山県人さんと一緒に待つこと15分で開門。さっそく会場となるグラウンドへ向かいました。


入場する第15普通科連隊。
善通寺駐屯地に団本部を置く第2混成団はいよいよ今年度末、第14旅団へと部隊改編されます。つまり、第2混成団としての記念行事は今年が最後ということになります。混成団ではすでに旅団化のための準備が着々と進んでおり、先日訪れた日本原の第14戦車中隊準備隊をはじめ、善通寺駐屯地にも旅団化改編準備室、普通科連隊準備隊、通信中隊準備隊、後方支援隊準備隊などが設置されておりました。また装備も新しいものに更新が進み、第15普通科連隊では89式小銃や軽装甲機動車が配備されたり、第2混成団特科隊高射中隊には81式短距離地対空誘導弾も導入されていました。さらに現在、飛行隊の新設も検討されているとのことでした。コンパクト化の進む陸上自衛隊にあって、逆に増強される四国の部隊。こりゃーますます目が離せなくなるというものです。


第2混成団の精鋭達が整列する様は壮観。
さて、そうしているうちに10:00、式典の開始。第2混成団長、笠原陸将補が式辞で述べた「日本一の旅団を作ってまいる所存」という言葉が実に印象的でございました。観閲行進ではイラク人道復興支援活動に派遣されていた隊員も軽装甲機動車で堂々の行進。さらに空挺降下や太鼓演奏などのアトラクションがあり、その後訓練展示がおこなわれました。訓練展示では従来の着上陸戦闘訓練が披露され、火砲や戦車を使った迫力の展開でした。


入場する第110教育大隊。


部隊に答礼する第15普通科連隊長、桑添1佐。


答礼する観閲部隊指揮官、第2混成団副団長・小松1佐。


執行官臨場。黒塗りの業務車から降りる第2混成団長、笠原陸将補。


執行官に栄誉礼。


国旗入場。


国旗に対し敬礼。


巡閲。


巡閲から戻る笠原陸将補。


「観閲行進の体勢をとれ!」車輌へ向かって駆け出す施設隊の隊員。


観閲行進に先立ち、海上自衛隊/小松島航空隊のSH-60Jが3機編隊で祝賀飛行。


続いて徳島教育航空群/徳島救難飛行隊のUH-60Jが祝賀飛行。


観閲行進の先頭は第2混成団音楽隊。
この部隊も旅団改編後は第14音楽隊となります。


第2混成団が警備を担当する四国4県の県旗が行進。


観閲部隊指揮官、小松1佐の搭乗する第2混成団本部の82式指揮通信車。

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