上空ではウェザーチェックのT-4が飛んでおりましたが、今日の空模様だと午前中の飛行展示はないだろうな、と判断し早々にF-15格納庫へ退避。ほどなく合流した岡山県人さんや海鷲さんと天候への呪いの言葉を吐きつつひとしきり談笑していると、いきなりF-1の離陸する轟音が! 「えぇ!!飛ぶの!?」と慌てて滑走路方向を見ると、 F-2やF-15Jが次々と離陸していくのが見えました。気がつけば雨足も弱くなり、空がだんだん明るくなってきています。おぉ、これはもしや奇蹟が起こるのか! オープニング飛行に飛び立った3機でしたが、結局飛行展示は行なわれずそのまま帰投してきました。


離陸する第6飛行隊のF-1支援戦闘機、FINAL記念塗装機。


離陸する第6飛行隊のF-2支援戦闘機。


離陸する第403飛行隊のF-15J要撃戦闘機。
時折晴れ間がのぞくほど回復しつつあるとはいえやはり悪天候であることは否めず、他基地からのリモートで行なわれるはずだった第5航空団F-4EJ改の機動飛行、第12飛行教育団T-7の航過飛行、および救難展示は中止となりました。(T_T) しかし、築城第8航空団はそれを補って余りある、気合いあふれる飛行展示を実施。模擬対地射爆撃で暴れまわるF-1、F100-GE-129ターボファンエンジンの爆音が心地よかったF-2の機動飛行、そして例年以上に凝った展示内容で魅せたF-15J×3機による機動飛行。さらに編隊で飛ぶのはこれが最後になるであろうF-1×6機による航過飛行。う〜ん、素晴らしい!


これぞ奇蹟!青空が見えるほど天候が回復してきました。


離陸準備を進めるF-1支援戦闘機、#10-8257。パラシュートを背負った
パイロットがコクピットに乗り込む。


他の機も離陸の準備を行なっています。


ウェザーチェックに向かう第6飛行隊のT-4。


帰投してきたT-4。


いよいよ、F-1が滑走路へ向けタキシングを開始。


滑走路へ向かう257号機。


轟然と離陸する270号機。


続いて276号機が離陸!


フォーメーションテイクオフする257号機と277号機。


F-1の対地射爆撃。


編隊を組んでの爆撃。F-1のこんな姿はもう今日しか見られない!


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