観客に手を振って応えつつ、フィナーレ。


続いて基地警備訓練の展示。航空自衛隊ではアメリカの9.11同時多発テロ以降、ゲリラやテロリストによる基地への攻撃に対処するため積極的にCQB訓練を取り入れています。空自独自の迷彩服にボディアーマー、88式鉄帽、エルボーパッドにニーパッド、64式小銃と、一瞬陸上自衛隊と見間違えそうな隊員が4名、スケルトンハウスを舞台に不審者を排除する様子が展示されました。


訓練展示に先立って説明を行なう隊員さん。


基地に侵入する不審者こと「変なおじさん」。3つある部屋の内3番の部屋に隠れました。


増援のヘリ(という想定)からラペリング降下する隊員。


不審者対処にあたる「タイガー・チーム」。


1番の部屋に突入。


1番の部屋をクリアにし、続いて2番の部屋へ。


1番・2番の部屋の間にある廊下での警戒。


2番の部屋は扉が閉まっていたため、まず音響閃光手榴弾(ここでは爆竹)を投げ込んでから突入!


2番の部屋もクリアにし、赤い布で「安全確保」のマーキング。


2番の部屋から出るタイガーチーム。


不審者の隠れる3番の部屋へ近付く。


突入!


不審者を射殺。


さらに奥へ進むチーム。



午前中のアトラクションが終わった時点で、今度はレーダーサイトのある高尾山山頂へ向かうことにしました。山頂行きのシャトルバスには長蛇の列ができており、高尾山レッドクラブの2回目の演技を見学しつつ結局1時間ほど並んでようやくバスに乗り込む事ができました。レーダーサイトは当然の事ながら「秘」のレベルが高く、山頂での建物やレーダーアンテナの撮影は禁止されており、写真は全て山頂から外側に向かって撮ってください、とのお達しがありました。山頂からの眺めはまことに素晴らしく、天気がよければ北の日本海側は隠岐、南の中国山地側は名峰である大山の姿が見えるそうですが、今日は残念ながらモヤっていますね・・・。それでも全長17km、幅4kmの弓ヶ浜半島の美しい景色を楽しむ事ができました。


山頂行きバスを待っている間、紅図猥子さんが登場。カメラを向けると敬礼してくれました。

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