陸上自衛隊 日本原駐屯地創設39周年記念行事


日本原駐屯地祭に行ってきました!


10月16日、土曜日。岡山県は奈義町に所在する陸上自衛隊日本原駐屯地において、駐屯地創設39周年記念行事が挙行されましたので遠征してまいりました。当日は素晴らしくいいお天気に恵まれ、絶好のイベント日和となりました。あぁ、前週の浜松航空祭がこの半分、いや1/3でもお天気だったらなぁ・・・。
早朝、先着していた岡山県人さんと合流し式典会場で待つ事1時間、日本原駐屯地創設39周年記念式典が始まりました。今年から同駐屯地には第13後方支援隊第2整備中隊直接支援小隊という部隊が新設され、第13戦車中隊の78式戦車回収車などが移管されたようです。また、四国を管轄する第2混成団の旅団化に伴って新設される戦車中隊がこの日本原に駐屯するという噂もあり、これからもますます楽しみな駐屯地となりそうです。・・・が、先日のニュースで見た方もいらっしゃると思いますが、財務省の陸上自衛隊削減案を受けて、全国に158ある駐屯地から57駐屯地を削減するいう試算を防衛庁が出しており、その対象に日本原駐屯地も含まれていました。


入場する第2混成団音楽隊。今回は第13旅団音楽隊がなんらかの事情で来なかったので、代わりに遠征してきてたようです。
防衛庁はこれに対し徹底的に抵抗するということでしたが、もしまかりまちがって財務省の思惑通りになってしまった場合、同様に削減対象になっている三軒屋駐屯地とともに岡山県から自衛隊がいなくなってしまいます。先日の度重なる台風被害では宇野や玉野地区でも水害、土砂崩れがあり、日本原からも第13特科隊が災害派遣部隊として現地で活動しました。そんな記憶も生々しく残るだけに、今回の財務省の暴挙は絶対に許す事ができません。なにより全国の駐屯地は地域に深く根ざしており、駐屯地隊員がいなくなれば近隣にもたらす経済的悪影響ははかりしれないものがあるでしょう。田舎の駐屯地ほど、その傾向は顕著であると思われます。防衛庁にはぜひ頑張って財務省と戦っていただきたいものです。
さて、話を戻しまして、式典は例年と同じく駐屯地司令式辞、来賓祝辞、祝電披露など粛々と進んでいきました。


続々と入場する日本原駐屯地の部隊。黄色い旗は第13特科隊の各中隊。


観閲部隊が整列。式典の始まりを待つ。


観閲部隊指揮官臨場。務めるのは第13特科隊副隊長、三枝2等陸佐。


執行官臨場。執行官は第13特科隊隊長兼日本原駐屯地司令、
山本由春1等陸佐。壇上に上がり、来賓に敬礼。


国旗入場。


国旗に対し敬礼!


巡閲に向かう山本司令と三枝2佐。


巡閲。


式辞を述べる山本司令。


来賓の祝辞を傾聴する隊員達。


観閲行進準備、第2混成団音楽隊が整然と移動を開始。

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