航空自衛隊 小牧基地航空祭


小牧航空祭に行ってきました!


10月9日(日)、愛知県は小牧市に所在する航空自衛隊小牧基地において、航空祭が挙行されましたので遠征してまいりました。この基地はPKOなど海外派遣で多用されるC-130H輸送機を運用する第1輸送航空隊/第401飛行隊のホームベースです。昨年までは民間の名古屋空港と滑走路を共有しておりかなり忙しい航空事情だったようですが、同空港が中部国際空港(セントレア)に移ってからは、民間側は県営名古屋空港としてビジネス機や定期便がときおり離発着する程度で事実上自衛隊メインの空港となったようです。
当日は朝から良いお天気に恵まれ、絶好の航空祭日和となりました。鉄道に詳しい岡山県人さんの水先案内で新幹線からJR在来線、私鉄と乗り継いで小牧へ向かいます。

用途廃止のF-86Dセイバードッグ戦闘機。
しかしここへ来るまで、電車の中には航空祭へ行くと思しきマニアの姿が全く見当たりません。たとえば築城航空祭などではJR日豊本線の始発からマニア専用列車かと思うくらいその手の人で埋めつくされると言うのに、今回はそういう人達の姿が見えないのです(私達を除いて)。もしかしてこれは航空祭の日にちを間違えてしまったのでは・・・などと不安になりつつ、08:35に上飯田線の小牧駅へ到着。そこでようやく見つけた他のマニアたちの姿にホッとしながら、徒歩5分ほどで基地正門へ。
小牧基地は前述した第401飛行隊の他に、U-125A、UH-60Jを有する救難教育隊と、T-1B練習機を有する第5術科学校が置かれています。このT-1B練習機が今年度限りで全機退役してしまうということもあり、今日はこれを見に遠征してきたようなものです。

しばらく地上展示機など見学しつつ、09:20から始まった各航空機によるフライトを見学しました。


これも用途廃止のF-104DJ要撃戦闘機。復座のマルヨンは初めて見ました。
練習機として使われていたそうです。


消防車の展示。破壊機救難消防車A-MB-1が車内を開放していました。


A-MB-1の放水用ターレットで的当て。うまく当てると鬼の首が胴から
飛んでいきます。なにげに虹もかかってて綺麗でした。

救難消防装備の展示。宇宙服のような耐火服を着た隊員さん。


第1輸送航空隊の救難車R-2が車内を公開してました。


これは初めて見る車輌、セミトレーラ大型給水車。


09:20から救難教育隊のU-125Aによる飛行展示。離陸する009号機。


低空で航過する010号機。


航過後、上昇する009号機。


U-125A 2機での展示飛行は珍しいですね。


続いて09:40から救難教育隊のUH-60Jによる展示飛行。


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