陸上自衛隊 海田市駐屯地 第13旅団創立7周年記念行事


海田市駐屯地祭に行ってきました!


10月16日(日)、この日、広島県は海田町に所在する陸上自衛隊海田市駐屯地にて「第13旅団創立7周年記念行事」が挙行されましたので遠征してまいりました。早いもので、陸自再編の先駆けとして師団から改編された第13旅団も創立から7周年を迎えます。
例年のごとく山陽道から国道2号線を走り、08:30に駐屯地へ到着。駐車場へ車を停め、さっそく会場となるグラウンド方向へ歩いて行きました。途中、イラク派遣隊バージョンの日の丸の付いた軽装甲機動車1台を発見。部隊表記は46普-2となっています。おお、ついに第13旅団にもこいつが配備になったか!とちょっと嬉しくなったり。(後でこれがぬか喜びである事が判明するのですが・・)
まだ人影もまばらな会場で陣取る場所を探したところ、今年は一般者用にもスタンド席が設えてあるのを発見。上段一帯は父兄会の予約席となっていたので、邪魔にならない最前列を確保しました。


入場行進する第13特科隊
さて、10:00が近くなり観閲部隊が入場し整列を終えると、第13旅団長・内田益次郎陸将補を観閲官に、第13旅団副旅団長・佐藤一等陸佐を観閲部隊指揮官として、第13旅団創立7周年記念式典が始まりました。観閲部隊は、私達の向かって左から第13音楽隊、第13旅団司令部付隊、第8普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第47普通科連隊、第13特科隊、第13後方支援隊、第13対戦車中隊、第13戦車中隊、第13偵察隊、第13高射特科中隊、第13施設中隊、第13通信中隊、そして召集訓練中の予備自衛官部隊の約1000名です。


入場する第13偵察隊。


整列する観閲部隊。旅団全勢力の1/4に当たる約1000名が集まりました。


部隊に答礼する観閲部隊指揮官、第13旅団副旅団長兼海田市駐屯地司令、
佐藤一等陸佐。


国旗入場。


観閲官、内田陸将補による巡閲。


巡閲から戻る内田陸将補。


観閲官式辞。


退場する第13戦車中隊。

観閲行進準備の間、姫路駐屯地の白鷺太鼓が勇壮な演奏。


観閲行進の準備が整うまで、会場では姫路駐屯地の隊員による「白鷺太鼓」、および第13音楽隊の演奏が披露されました。
続く観閲行進では旅団隷下の各部隊の他、イラク人道復興支援活動に派遣されていた隊員も軽装甲機動車に乗って行進。さらに祝賀飛行では空自第12飛行教育団のT-7練習機が3機、第403飛行隊のC-1輸送機1機も参加しました。
その後は習志野第1空挺団隊員による空挺降下、そして訓練展示が披露されました。訓練展示では第1状況として武装工作員対処、第2状況で国土防衛における敵陣地攻撃の展示が行なわれました。


女性の隊員も見えます。


観閲行進に先立ち、音楽隊の演奏する「君が代行進曲」に乗って中国地方5県の
県旗が行進。写真は海田市駐屯地の所在する広島県旗。
旗手はそれぞれの県出身のWACが務めました。


続いて「祝典ギャロップ」が奏でられる中、観閲部隊が行進。
先頭は観閲部隊指揮官、佐藤一佐の搭乗する第13旅団司令部付隊の
82式指揮通信車。


第13偵察隊長、安田二佐の搭乗する82式指揮通信車。
12.7mm重機関銃M2と、5.56mm機関銃MINIMIで武装。
偵察隊は即応予備自衛官4名が常備自衛官とともに参加。


第13偵察隊の偵察用73式小型トラック。5.56mm機関銃MINIMIを車載。

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