米国海兵隊岩国航空基地 フレンドシップデー


岩国フレンドシップデーに行ってきました!


ゴールデンウィーク3連休の最終日、5月5日・木曜日。この日、毎年恒例の米国海兵隊岩国航空基地フレンドシップデーが挙行されましたので遠征してまいりました。私にとってはこの催しも早や9回目を数えます。毎年このフレンドシップデーに遠征する事で、私の本格的なイベントシーズンが幕開けとなるのでございまして、今回もウキウキ気分で出かけましたよ。途中で岡山県人さんと合流し、JR山陽新幹線、山陽本線と乗り継いで岩国へ。例年だと広島駅発の山陽本線の列車には余裕で座れるのですが、今回は乗客が多くずっと立ちっぱなしとなり、さらに岩国駅のふたつみっつ前の駅から、国道2号線で渋滞するマイカー組の様子が見てとれました。この時点で今日のフレンドシップデーの人出の多さが伺えると言うものですな。
さて、08:05に列車が岩国駅へ到着し、私達はシャトルバスで基地まで移動。昨年までは渋滞を懸念して基地まで歩いていたのですが、岡山県人さんのアドバイスによれば、シャトルバスは裏道を通るのでほとんど渋滞に巻き込まれる事はなく、さらにバスを降りてちょっと歩けば基地正門前の側道に出られると言う事で、重い荷物を背負って延々3km近い道を歩くよりははるかに楽だと言う事がわかりました。去年までの苦労は何だったのだろうか・・・。( ̄▽ ̄;;


今年は例年に増して厳しかった正門での手荷物チェック。とはいえこれだけの入場者を全てチェックするのは無理ですね。(^^;
そんなことで08:30頃には基地正門へたどり着いたのですが、例年のごとくすでにたくさんの人が詰めかけごった返しておりました。よく見るとすでに正門の中にもたくさんの人がいます。どうやら混雑を予想した基地側が、早朝組のお客を先に門内に入れてそこで足留めしていたようです。
さて、予定時間も大きく過ぎた09:15頃ようやく門が開き、基地内へ進入することができました。今年は私も手荷物検査を受けたのですが、3人並んだ海兵の一番左端の隊員にチェックを受けたものの、あまりの人の多さに後ろへ出ていく事ができず、そのまま検査所の前を抜けようとしたところ2人目の海兵に呼び止められて再び手荷物チェックをされ、さらに3人目にも捕まりそうになったので、さすがに「もうそっちで見てもらった」とジェスチャーして検査所をようやく抜け出しました。( ̄▽ ̄;;
<そんなにアヤしかったのかなぁ・・・


米海兵隊岩国航空基地のゲートガード、A-4スカイホーク。去年まではあまり気にも留めず通り過ぎていたのですが・・・。
さて、ようやくの思いでエプロン地区へ向かうと、地上展示機の姿が見えてまいりました。今年は米海軍機が実に充実をしておりまして、たぶん岩国では初めてのF/A-18Fスーパーホーネットなど超目玉機も展示されておりました。ニュースなどを見ておりますと厚木の米海軍航空隊が岩国へ移駐するのでは、という話もあり、今回の海軍機の充実ぶりはその付箋なのかなぁ、などと邪推してみたり。そうなれば私達マニアには嬉しい事ですが、地元住民はさらに騒音に悩まされる事になるのかなぁ・・。
滑走路上空では10:00より航空ショーが始まり、空自のF-4EJ改、F-15Jのパス、海自US-1A最終号機の展示飛行、Eチームのパラシュート降下、エアロバティックの帝王ユルギス・カイリスのフライトなどが行なわれました。中でも本日の超目玉とも言えるのがVFA-27“ROYAL MACES”のF/A-18Eスーパーホーネットによる機動飛行。大迫力のフライトに超感激しました。特にハイスピードパスの時に発生した機体を取り巻く円錐状の巨大ベイパーには、会場から驚嘆の声があがっておりました。いや〜、すげぇ。


よく見るとキャノピーに現基地司令であるダイアー大佐の名前が。これって基地司令が交代する度にペイントし直すんでしょうか。


航空自衛隊/第301飛行隊(新田原)のF-4EJ改による航過飛行。


航空自衛隊/第304飛行隊(築城)のF-15Jによる航過飛行。


海上自衛隊/第71航空隊(岩国)のUS-1Aによる展示飛行。


この9090号機は今年納入されたばかりのUS-1A最終号機です。


Eチームによる展示。アメリカ国歌とともに巨大な星条旗をたなびかせて降下。


こちらは日本国旗。


Eチームをエスコートしたチーム・ディープブルースのスホーイ。写真は室屋義秀氏の操縦するスホーイSU-26MX。


Eチームは元グリーンベレーやSEALの出身者が多いようです。

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