さらに数機の展示機を見て回り、コンサートの時間が近づいてきたので格納庫へ。・・・とその前にちょっと小腹がすいたので、お好み焼きをゲットして食すワタクシ。できたてアツアツのお好み焼きをパクついていると、目の前で海兵軍楽隊がリハーサルをしていました。おぉ、かっこいいなぁ。
 さて、10:40。第3海兵遠征軍団軍楽隊(III MARINE EXPEDITIONARY FORCE BAND)によるコンサートの開始です。カーキのシャツに赤いストライプの入ったブルーのパンツ、白の幅広ベルトというC種礼装に身を包んだ軍楽隊員たちが壇上で演奏を始めます。しょっぱなに「宇宙戦艦ヤマト」を演奏し、続くスーザの有名な行進曲「THE THUNDERER MARCH」ではドラムによるアクロバティックな連打に驚愕。


第3海兵遠征軍団軍楽隊(在沖縄)によるコンサート。


見事なドラム!3人の息がばっちり合ってます!


サックス演奏。ムードたっぷり。


「ムーランルージュ」のテーマを唄いあげる。
見つめあう視線も情熱的に。(^^;


いきなり客席から引っぱりだされたお客さん、
楽しそうに踊っております。


ステージも会場も最高潮にヒートアップです!


リッキー・マーティン「カップオブライフ」を熱唱。
会場に合の手を求める2等軍曹。「Hey聴こえないぜ!Si !!」

そしてムーディなジャズで絶妙なサックス演奏、「ムーランルージュ」のテーマソングでは息のあったデュエット、会場を巻き込んで歌って踊って、リッキー・マーティンの「カップオブライフ」では盛り上がりも最高潮。すごい、これがアメリカの軍楽隊か! これまで飛行機しか見てなかった岩国航空祭ですが、今までこんなおもしろいコンサートを見のがしていたなんて、あ〜、オレのバカ!(^^;
 そして盛り上がりすぎた会場を鎮めるように歌われた「God breath the USA」。昨年の9月11日以来、テロと戦い続けるアメリカの不屈の精神を、長身の伍長が力強く唄い上げました。
 最後にお客さんの中から指揮者を募り「星条旗よ永遠なれ」と海兵隊の歌(タイトル不詳)を演奏してコンサートは終了。いや〜、実に楽しかったです。


軍楽隊長の中尉さん。指揮棒を降るだけが仕事じゃないと
ばかりにトランペットを吹きまくる!


「God Breath the USA」
9.11の悲劇から立ち上がるアメリカの象徴的な歌。


お客の指揮に合わせて「星条旗よ永遠なれ」を演奏。


「星条旗よ永遠なれ」の一節、ピッコロの素晴らしい演奏。



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