第3部 常設展示と雄志館

 模擬店では商魂たくましい隊員さんに勧められるままイカ焼きを購入。それをほおばりつつしばし休憩したのち、再び散策を開始しました。途中、「310基通」と部隊名の書かれた新旧の73式小型トラックを発見し、それをバシバシ撮影していると、
「いい写真は撮れますか?」
と、かなり恰幅のいい事務官の方が声をかけてきましたよ。以前に松山駐屯地にいらっしゃった方のようで、いろいろとお話を聞かせてくださいました。で、ワタクシここでひとつ大間違いをしていたことが発覚。ここ伊丹駐屯地の近くにもうひとつ、「千僧」駐屯地というのがありまして、


73式小型トラック、新型。
ワタクシ今までこれを「ちそう」と読んでいたのですが、どうやら「せんぞう」と読むのが正しいんだそうです。
あぁぁ、恥ずかちぃ〜〜。(´□`;;;
教えてくださった事務官の方に感謝。
 さてさて、その後ワタクシ達一行は装備品の常設展示場へ。75式自走155mm榴弾砲、60式装甲人員輸送車、61式戦車、60式自走106mm無反動砲、OH-6J偵察・観測ヘリを見学。それら懐かしい兵器群をしばし眺めた後、今度は伊丹駐屯地の広報史料館である「雄志館」へ。ここには自衛隊・旧軍関連の資料が数多く並べられています。自衛隊が警察予備隊として発足した当初から現在までの被服、装備品や、旧軍の貴重な資料などを見物しました。中でも「乃木大将愛用の軍神帽」に感動。こりゃお宝だ〜。


73式小型トラック、旧型。


75式155mm自走榴弾砲


60式装甲人員輸送車


61式戦車


60式106mm自走無反動砲。奥にOH-6J。


雄志館の入口で出迎えてくれます。
第1種冬制服を着たマネキン三等陸佐。
空挺徽章にレンジャー徽章を付けた超ツワモノ。


警察予備隊時代からの貴重な資料が並ぶ。


右下のお子さまはジョークと思いますが、
左は空挺降下装備、右奥はPKO派遣部隊の
制服。自衛隊初の国際貢献となった第1次
カンボジアPKOはここ中部方面隊で
編成されました。


う〜ん、なんかセクシーダイナマイツ!な
雰囲気のWAC作業服と第3種夏服。


各種砲弾。左から105mmM314A照明弾、
105mmTNM1榴弾、89mmRL対戦車榴弾。


超お宝、乃木大将愛用の軍帽。

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