第13旅団/第13高射特科中隊(日本原)の
93式近距離地対空誘導弾。


87式対戦車誘導弾発射機。向こうに見えるのが照準機。


12.7mm重機関銃M2。横に長い装備品は写真に撮りにくいよ・・。


84mm無反動砲カール・グスタフ。どこかでぶつけたのか、
発射口のところが少しへこんでました。
小銃、機関銃は新旧のものが揃っていて充実していました。人気のアイテムなのか大勢の人が群がっておりましたが、ワタクシが閉口したのはほとんどみんなが皆、コッキングハンドルを引いて引き金を引くという、いわゆる「空撃ち」をやっていたこと。一度や二度ならまだしも、この日一日でいったい何百回の空撃ちがされたことか。案内の自衛官もすごくイヤそうな顔をしていましたが、ほとんどの人がやるものでもはや注意する事も諦めた様子でした。こういう行為は銃を傷めるだけだと思うので、見学する者のマナーとして控えた方がいいですね。さらに困った人になると得意顔で機関部のカバーを開けたりする大バカ者がいました。さすがにこれは自衛官が止めに入ってましたが、オモチャじゃないんですからこういうことは絶対やめましょう。小銃・機関銃を見学する時はせいぜい銃口を下に向けて構えてみるくらいにしておいたほうがいいです。


第3師団/第36普通科連隊/第2中隊(伊丹)の89式小銃。


第3師団/第36普通科連隊/第3中隊(伊丹)の64式小銃。
部隊は89式小銃に移行していますが、狙撃用などに
この64式が数挺残されているそうです。


第3師団/第36普通科連隊/第3中隊の62式7.62mm機関銃。相当
年季がはいっているのか、銃床部がグラついていました。(^^;


第13旅団/第46普通科連隊(海田市)の5.56mm機関銃MINIMI。
第3師団ではまだ左の62式が主流ですが、第13旅団ではすでに
こちらのMINIMI へ移行しています。


89式地雷探知機。バッテリーには三菱の乾電池を使用。

地雷探知の体験コーナーをやっていました。


防護衣4型および防護マスク4型(B)。
化学戦の強い味方。なのですが、メチャメチャに
暑いそうです。炎天下で30分も着ていると
長靴の半分くらいまで汗が溜まるとか。


装備品展示場の脇で臨時トイレになっていた第10師団/第35
普通科連隊本部管理中隊(守山)の野外支援車。
これだって立派な装備品です。


第3師団/第3後方支援連隊/衛生隊(千僧)の野外手術システム。


手術車の内部。

ということで、装備品会場を3回くらい巡回し、模擬店でうどんを食し、ちょっと早いのですが13:30には伊丹駐屯地をあとにしました。式典も観閲行進も模擬戦もない駐屯地祭というのは初めてでいささか落胆したのは否めませんが、ま、のんびりしててそれなりに良かったのではないかと思います。

〈了〉

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