陸上自衛隊伊丹駐屯地 中部方面隊創隊45周年記念行事


伊丹駐屯地祭に行ってきました!


徳島航空基地祭を楽しんだ翌日、10月2日(日)。兵庫県は伊丹市に所在する陸上自衛隊伊丹駐屯地において「中部方面隊創隊45周年記念行事」が挙行されましたので遠征してまいりました。このイベントは2001年に行って以来ですが、あの時は式典も訓練展示もなく、一般向けには装備品展示と模擬店・体験試乗だけというちょっぴり寂しい内容だった思い出があります。が、今回は下調べしたところ式典も訓練展示も有り、とのこと。となれば2個師団・1個旅団・1個混成団に直轄部隊を束ねる中部方面隊のイベント、さぞかし盛大であろうと期待して足を延ばすことにいたしましたよ。高松を始発で出発し新幹線、JR福知山線を乗り継いで(例の尼崎脱線事故の現場も通過しました。)、JR伊丹駅へ07:32に到着。そこで大阪在住のお仲間とばったり再会、一緒に路線バスに乗って駐屯地へ向かうことにしました。・・・・が、乗るバスを間違えてしまい、伊丹駐屯地でなく千僧駐屯地の近くで降りるハメに。( ̄▽ ̄;;;; そこから徒歩で伊丹駐屯地へ移動しましたが、思わぬ時間のロスとなってしまいました。まぁ、伊丹駐屯地へ着いた時にはまだ開門してなかったので結果的にはOKだったのですが。


開門を待ち正門前に並ぶ一般客たち。
08:45に開門し、さっそく会場となるグラウンドへ向かうと、そこにはまるで富士総合火力演習のような実に立派なスタンド席が設えてありました。私達一般向けのスタンド席は、招待者席とは向かい合わせになっていて、観閲部隊の後ろから見学することになってしまいますが、この際贅沢は言っていられません。さっそくスタンド席上段あたりを確保いたしましたよ。


スタンド席の後ろで観閲部隊が整列を始めていました。


観閲部隊の持つ小銃には、珍しく弾倉が入っていました。


一般客用のスタンド席の様子。
10:30からはいよいよ記念式典です。隷下の各師団・旅団などから選抜された観閲部隊がずらりと整列すると、中部方面総監・折木陸将を執行官に、第3師団副師団長・川口陸将補を観閲部隊指揮官として、中部方面隊創隊45周年記念行事が始まりました。
式典の内容自体は他の駐屯地祭で見るものと同じで、巡閲、執行官式辞、来賓祝辞と推移します。観閲行進では各師団/旅団/混成団から選抜された部隊が徒歩行進・車輌行進を行ないました。その後式典イベントとして中部方面音楽隊と方面選抜ラッパ隊のコラボによる演奏、さらに第304保安中隊によるファンシードリル。特に陸自のファンシードリルは初めて見るもので大変興味深く見学しました。海自・空自の航空学生のファンシードリルも大変素晴らしいものですが、陸自のものはさらにビシッとしていて印象的でした。


観閲部隊が入場。


第3師団、第10師団、第13旅団、第2混成団および方面直轄部隊から
選抜された部隊、約800名が整列しました。


観閲部隊指揮官・第3師団副師団長、川口陸将補に対し敬礼。


観閲台中央には中部方面隊隷下の各師団、旅団長などの姿が。
左から第3師団長・五藤陸将(起立している人物)、第10師団長・火箱陸将、
第13旅団長・内田陸将補、第2混成団長・笠原陸将補。


観閲官に対し栄誉礼。


栄誉礼に対し答礼する観閲官、中部方面総監・折木陸将。


折木陸将による巡閲。


観閲官式辞。


観閲行進に向け退場する観閲部隊。


WACの姿も多く見られました。


退場する特科部隊。


観閲行進の先頭は中部方面本楽隊+第3音楽隊。


音楽隊は観閲台前へ移動。

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