海上自衛隊 阪神基地隊開隊51周年記念行事

護衛艦「いなづま」に乗ってきました!

早くも6月になり、外を歩くと少々汗ばむ季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。日記の方でも記しておりますが、ワタクシはこの5月に転勤を命じられ、月末に香川県高松市へ引越しをいたしました。陸自善通寺や海自徳島基地は近くなったものの、中国・近畿のイベントに出かけようと思うと瀬戸大橋や明石海峡大橋の高い通行料を払わなくてはならないというちょっと金銭的にイタい地域でございます。
話は戻りまして、引越す前の5月17日、土曜日。神戸の海上自衛隊阪神基地で開隊51周年記念のイベントがありましたので行ってまいりましたよ。昨年は50周年の節目ということで体験航海も艦艇3隻でしたが、今年の体験航海は護衛艦「いなづま」「あけぼの」の2隻。しかしながら一般公開では護衛艦「ゆうぐも」「ちくま」、掃海艇「つきしま」が公開されるという、ある意味昨年より豪華な内容となっておりました。


「つきしま」から眺める「あけぼの」と「いなづま」。


阪神基地の近くを航行していた海上保安庁/大坂海上保安部の
巡視艇「よどぎく」。CL-252。


出航する「あけぼの」の甲板に整列する隊員。


タグボートに押され出港していく「あけぼの」


同じく出港する「いなづま」
朝9:00に阪神基地へ到着すると、まだ人影はまばらで、模擬店なども開店の準備中でした。適当にフラフラしながら掃海艇の見学などしつつ時間をつぶしていると、やがて午前の体験航海が始まり、「あけぼの」「いなづま」が出港していきました。傾斜の付いた上部構造物がいかにも新鋭艦らしく、シルエット的にも美しい艦ですね。

2艦を見送ったあと、今度は一般公開されている「ゆうぐも」「ちくま」へ。この2艦は大湊地方隊に所属する第25護衛隊を編成しています。「ゆうぐも」は9隻建造されたDDK「やまぐも」型で唯一現役の護衛艦で、既に艦齢も25年を数える超ベテランです。対する「ちくま」は「あぶくま」型の5番艦として最初から地方隊用に建造された艦で、艦齢も10年とまだ若い艦です。


護衛艦「ゆうぐも」。


いまやこの兵器を装備する艦も少なくなりました。
「ゆうぐも」のボフォース対潜ロケットランチャー。


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