航空自衛隊 浜松基地 エア・フェスタ浜松2003


エア・フェスタ浜松に行ってきました!


11月16日・日曜日。この日、静岡県は浜松市に所在する航空自衛隊浜松基地において「エア・フェスタ浜松2003」が挙行されましたので、遠征してまいりました。先週の築城航空祭で今年を締めくくるつもりだった私ですが、悪天候に泣かされたままシーズンを終わるのはどうにも忍びなく、急きょ今回の遠征を企てたものであります。
航空自衛隊浜松基地は入間、三沢などと並んで航空自衛隊の聖地のひとつとも呼べる基地で、航空自衛隊でもっとも古い歴史を持つ第1航空団をはじめ、航空教育集団司令部、浜松救難隊、第6移動警戒隊、高射教導隊、教材整備隊、中部航空音楽隊、第1術科学校、第2術科学校、そしてE-767AWACSを擁する警戒航空隊など多くの部隊が所在しています。


浜松基地は私がこれまで遠征した中では
(陸自の朝霞を除けば)もっとも遠いところにある基地です。朝一番の高松発の電車に乗り、新幹線で9時前に浜松駅に到着し、そこからシャトルバスに乗ればほんの少しの遅刻で基地入りできる、と計画していたのですがどうも見通しが甘かったようで、結局浜松駅から基地の間の渋滞に巻き込まれ、エプロンにたどり着いたのは10:30頃。すでにT-4はもとよりT-3、F-15J、F-2Bの機動飛行も終わり、楽しみにしていたE-767も着陸してくるところでありました。
(T_T
さて、浜松基地には北地区と南地区がありまして、年によって航空祭の開催場所が異なるようです。南地区からは滑走路が終日順光で撮影にはもってこいなのだそうですが、今年は北地区での開催となったため、一日中強烈な逆光がカメラマン達を悩ませます。ま、ガイドブックなんかを見ていると、終日順光で撮影できる基地ってのは意外と少ないので
(私の調べた限りでは三沢・小松・防府北・築城くらい)、あまり贅沢は言えないですけどね。
滑走路上空ではE-767が着陸した後、浜松救難隊のMU-2S、V-107Aによる救難展示、陸自第4対戦車ヘリコプター隊のAH-1Sによる機動飛行、第1航空団のT-4による編隊飛行などが行なわれました。


シャトルバスの中から撮影したF-15J。


F-15Jの轟音が聴こえる度に、バスの中の人達が「どこだどこだ?」と
外を眺めているのがとても悲しかったです・・・。


やっとこさシャトルバスを降りたらすでにF-2Bの展示飛行が
始まっていました・・・。(T_T


バス乗り場から急いでエプロンに向かう途中、F-2Bが何度もブレークを
していました。こういう時って気持ちが焦ります。


模擬店の混雑に巻き込まれてなかなか前に進めないでいるうちに、
とうとうF-2Bの展示飛行も終わってしまいました。(T□T


ようやくエプロンにたどり着いた時には、すでにE-767もこんな
状態で着陸してくるところでした。(T_T


浜松救難隊による救難展示の始まり。MU-2S救難捜索機が離陸。


MU-2Sが何度も滑走路上を旋回。サバイバーの捜索をしています。


MU-2Sの相棒、V-107Aがサバイバーの上空で旋回。


今ではあまり見られなくなってしまった、先代の救難コンビです。


V-107Aによるピックアップデモ。


陸自第4対戦車ヘリコプター隊(木更津)のAH-1Sによる機動飛行。


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